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重賞の紹介(高松宮記念、日経賞、マーチS、毎日杯)

今週末も中山、阪神、中京の三場開催で、春の中京開催の最終週です。
そして、今週末からいよいよG1が始まります。G1初戦は春の短距離王を決める第54回高松宮記念(芝1200m @中京 G1 別定)です。日曜日に春の中京開催のフィナーレとして行われます。

その他にも、第72回日経賞(芝2500m @中山 別定G2)と第71回毎日杯(芝1800m @阪神 別定 G3 3歳限定)が土曜日に、日曜日に第31回マーチS(ダート1800m @中山 ハンデ G3)も行われます。今週も大忙しの豪華4重賞です。

◆ 日経賞
先週の阪神大賞典と並び、春天の前哨戦となる歴史ある重賞です。一昨年はタイトルホルダーが快勝し、その後の春天と宝塚記念の連勝に繋げました。日経賞2年連続2着、直近3戦連続2着とシルバーメダルコレクターのボッケリーニ(8歳牡)が、今度こその優勝を目指します。

◆ マーチステークス
数少ないダートのハンデ重賞です。一昨年の覇者メイショウハリオ(阪神大賞典勝ち馬のテーオーロイヤルの兄)は、ここを足掛かりに帝王賞2連覇と出世しています。昨年の覇者ハヤブサナンデクンはその後に浅屈腱炎を発症し引退し、いまは誘導馬を勤めています。

◆ 毎日杯
昔は皐月賞への最終切符と言われましたが、近年はどちらかといえば、ダービーとの繋がりが目立ちます。3年前の勝ち馬シャフリヤールはダービーを制し、その時の3着馬は先日の金鯱賞は快勝したプログノーシスです。

◆ 高松宮記念
春のスプリント王決定戦です。直近4年は重馬場か不良馬場だったことも影響したのか、人気薄の馬が3回優勝する波乱でした。さらに最近2年は、団野騎手と丸田騎手が歓喜のG1初勝利を挙げています。今年はどんなドラマが観られるのか楽しみです。
また、レース後には、人気馬のメイケイエールの引退式が行われると発表されています。

◆ 京浜盃
加えて、水曜日には、羽田盃のトライアルレースの位置付けとなった、交流重賞の京浜盃(1700m @大井 G2級)が行われます。NAR馬の上位2頭と、JRA馬の5着以内の上位2頭に、羽田盃の優先出走権が付与されます。


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