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第2四半期の見立て 〜国内外で大盛り上がり〜

第2四半期は国内G1が盛りだくさん、上半期のクライマックスシーズンです。

◆ JRA
向こう3ヶ月は全13週のうち9週でG1が行われ、9つの平地のG1以外に、障害のG1もあります。
9つの平地G1はクラシックを中心にした3歳戦5つ(皐月賞、ダービー、桜花賞、オークス、NHKマイル)と、春の天皇賞、ヴィクトリアマイル、安田記念、宝塚記念です。いずれも楽しみな一戦です。

◆ 交流重賞
交流重賞でも、6月末の春のダート王を決める帝王賞を頂点に、一昨日の川崎記念をはじめ6つのG1があります。特に今年はダート競走が体系的に改編されており、2つの観点から今後が楽しみなレースがみられそうです。
先ず、3歳ダート三冠が整備されました。第2四半期には最初の二冠にあたる羽田盃(4月24日)と東京ダービー(6月26日)が行われます。
古馬路線では、距離別の春の王者を決めるレースが3つあります。最初にマイル王者決定戦のかしわ記念(5月1日@船橋 1600m)が行われ、その次にスプリント王者決定戦さきたま杯(6月19日@浦和 1400m)が行われます。そして、上半期のダート王者決定戦となる帝王賞(6月26日@大井 2000m)で幕を閉じます。
それ以外に、G2競走ですが、春の女王を決めるエンプレス杯(5月8日@川崎 2100m)も注目される一戦です。

◆ 海外競走
海外でも、日本馬の出走が予定されるG1がいくつもあります。
今週末に豪州でドンカスターマイルが行われ、昨秋豪州で超高額レースのザ・ゴールデン・イーグルを勝ったオオバンブルマイが連勝を目指します。
4月末には香港で、1日に3つのG1が行われるチャンピオンズデイが開催されます。3レースは1200m、1600m、2000mの根幹距離3つで行われます。
5月初旬には、「スポーツの中で最も偉大な2分間」と言われるケンタッキーダービーがあります。中東ダービーを連勝したフォーエバーヤングと、2戦2勝のテーオーパスワードが参戦を表明しました。結果次第では、米国三冠の残りの2レースに転戦するかもしれません。
さらに、日本馬の参戦有無は不明ですが、6月第3週には、英国王室が主催するロイヤル・アスコット・ミーティングが開催されます。来場するセレブのファッションも楽しみな、華やかな1週間です。
世界各地で日本馬の活躍が期待されます。

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