毎日杯の結果　〜春のクラシックに遅れて現れた大器〜

メイショウタバルが逃げ切り勝ちです。しかも逃げて、直線で後続を突き放す強い勝ち方で、2着に6馬身の差を付けた快勝です。坂井騎手のエスコートが光りました。
2週間前のスプリングSを脚の化膿で、直前に出走を取り消しましたが、短期間でしっかりと立て直してきました。関係者の皆様の努力がレースを通して透けて見える、チーム一丸の見事な快勝劇です。おめでとうございます。

彼はゲート入りに苦労していましたが、一旦ゲートに入ると落ち着いて、スタートも良く、そのまま先頭に立ちました。彼は過去一度も逃げたことないのですが、最後まで脚色は衰えませんでした。

彼はデビュー後の2戦は敗れるも、その後は昨日まで3連勝です。春のクラシックに遅れて現れた大器です。東上最終切符を手に、皐月賞を目指して欲しいと個人的に思いました。

2着は新春のシンザン記念を制したノーブルロジャーが入りました。好スタートからスッと2番手をキープしたまでは作戦通りだったと思います。しかし、外側から競られると熱くなってしまい、競り合うことで気力体力共にロスした感じです。
直線に入ってからも、気もそぞろという感じで加速せず、一度は馬群に沈みかけました。しかし、最後にやる気スイッチが再度オンとなって加速し直し、2着まで盛り返しました。未だ成長の余地はたくさんありそうです。