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ドバイミーティングの結果(速報) ~日本馬は7戦1勝、2着4回と、5戦で連にからむ大活躍~

日本馬は7戦に出走、優勝1頭、2着4頭、3着2頭でした。6戦3勝(2着1回)の昨年に比べると優勝数こそ少ないのですが、それでも世界の大舞台で、7戦中5戦で連に絡む大活躍だったと思います。あとは、みんな無事に帰国することを願います。以下で各レースの日本馬の着順と短評を記載します。
また、ドバイターフでルメール騎手が落馬し、鎖骨と肋骨を骨折したとのことです。

◆ ドバイゴールドカップ(芝3200m G2)
アイアンバローズ(7歳牡) 8着
リビアングラス(4歳牡) 11着
【短評】リビアングラスは果敢に逃げるも、4コーナーを回ると後退してしまいました。
アイアンバローズは直線を向いた時には良い感じで先頭グループにいましたが、伸びきれませんでした。

◆ アルクォーツスプリント(芝1200m G1)
ジャスパークローネ(5歳牡) 11着
【短評】直線1200mのレースですが、残りの11頭が内ラチ沿いを進む中、唯一外ラチ沿いを進んだジャスパークローネは11着に終わりました。
勝ったのは、一昨年の香港マイルで香港最強マイラーのゴールデンシックスティにも勝利したことのあるカリフォルニアスバングル(6歳牡)です。

◆ UAEダービー(ダート1900m G2)
フォーエバーヤング(3歳牡) 1着
バロンドール(3歳牡) 6着
ジョージテソーロ(3歳牡) 10着
【短評】フォーエバーヤングは馬場の外目4~5番手を追走、4コーナーを回ったところで早めに先頭に立つと、そのまま押し切りました。ず~っと馬場の外側を走っていたのに、後続を楽に2馬身突き放しており、相当強かったです。次は米国(ケンタッキーダービー)に向かうと、矢作調教師より力強い発言がありました。

◆ ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m G1)
ドンフランキー(5歳牡) 2着
リメイク(5歳牡) 4着
イグナイター(6歳牡)  5着
ケイアイドリー(7歳牡) 9着
【短評】好スタートから逃げたドンフランキーは2着に粘りました。
後方から追い上げたリメイクは直線で不利を受けるも、確り伸びて4着。
イグナイターは直線内ラチ沿いから外に進路をとる時に他馬に迷惑をかけてしまいましたが、5着をキープできました。

◆ ドバイターフ(芝1800m G1)
ダノンベルーガ(5歳牡) 3着
ドウデュース(5歳牡) 5着
ナミュール(5歳牝) 2着
マテンロウスカイ(5歳騸) 15着
【短評】マテンロウスカイが逃げる展開。道中後方で脚を溜めたナミュールが直線大外から強襲。フランス馬ファクトゥールシュヴァル(5歳騸)とゴール前激しく叩きあうも交わし切れず、2着と惜敗です。
直線内側を伸びたダノンベルーガも惜しい3着。
ドウデュースはスタートで出遅れて、道中は後方で内側に包まれて外に出すことができませんでした。直線でも内ラチ沿いで前が開かず、不完全燃焼の5着でした。

◆ ドバイシーマクラシック(芝2410m G1)
シャフリヤール(6歳牡) 2着
リバティアイランド(4歳牝) 3着
ジャスティンパレス(5歳牡) 4着
スターズオンアース(5歳牝) 8着
【短評】レベルスロマンス(6歳騙)が2番手から抜け出して快勝しました。レースは淡々と進み、先行馬が楽に4コーナー手前で後続を突き放したところで勝負あったという感じでした。
その後ろ3番手につけたシャフリヤールが2着、直線大外から鋭く伸びたリバティアイランドが3着、ジャスティンパレスは直線内側をしぶとく伸び4着でした。
スターズオンアースはルメール騎手からの乗り替わりも影響したのか、直線で失速してしまいました。

◆ ドバイワールドカップ(ダート2000m)
ウシュバテソーロ(7歳牡) 2着
ウィルソンテソーロ(5歳牡) 4着
ドゥラエレーデ(4歳牡) 5着
デルマソトカゲ(4歳牡) 6着
【短評】ローレルリバーが後続馬に影を踏ませず、2着に8.5馬身差をつけた逃げ切り勝ちでした。とても強かったです。2
連覇を狙ったウシュバテソーロはいつも通り道中最後方をユッタリと進み、直線勝負にかけるも2着まででした。
ウィルソンテソーロは後方2番手を進み、確り伸びていました。ドゥラエレーデは好位置で進めましたが、5着まででした。
デルマソトガケはルメール騎手からの乗り替わり、スタート直前の装具付け直しといったアクシデントの影響もあってゲートの中で落ち着きを失い遅れてしまいました。ちょっと不運でした。

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