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かきつばた記念の結果 〜ニュースター誕生の予感〜

一昨日行われた交流重賞、かきつばた記念で季節外れの花を咲かせたのは、サンライズホーク(5歳騸)です。
彼は3歳の6月と遅いデビューでしたが、その時点で既に騙馬として出走していました。かなり気難しい性格のようです。しかし、実力は確かのようで、これで重賞3連勝です。ダートスプリント・マイル界のニュースター誕生の予感です。次走は来月の黒船賞を予定しているようで、収得賞金を増やし、最終目標は秋のJBCスプリントとのことです。

レース展開です。スタートがややノッソリ出たために両側から挟まれました。しかし、そこで闘志に火がついたのか、怯まずに狭いスペースをこじ開けて抜け出し、1コーナーでは最内を上手く回って先頭に立ちました。この負けん気と瞬発力が、1つ目の勝因だったと思います。

また、彼は地方競馬の小回りを苦にしないどころか、コーナーの都度リードを奪っており、コーナーリングに長けています。これが2つ目の勝因だと類推します。基礎能力も高く、直線も食い下がるヘリオス(8歳騸)に距離を詰めさせず、1.5馬身差をつけた完勝でした。

そして、スタートで後手を踏んだ後も慌てずに素晴らしいコース選択をして、彼をゴールまで無駄なくエスコートしたデムーロ騎手の好騎乗が、3つ目の勝因だったと考えます。

NAR期待のスマイルウィ(7歳牡)は最後、馬群を割って追い上げるも3着まででした。NAR馬による交流重賞勝利は今週もお預けです。


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