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コラム30 2歳重賞

今週と来週で、夏の2歳重賞が3つ行われます。夏競馬の終幕が近づいていることを告げるメニューです。
わたしは2歳重賞を3つに大別して、楽しんでいます。

1.前半戦
夏競馬の期間中、函館、新潟、札幌、小倉の4つのローカル競馬場で、それぞれの競馬場の名を冠した重賞が行われます。(例:函館2歳ステークス)
それぞれの競走に距離、コース形状、芝の種類などの特徴があります。各地でデビューした馬が、特性にあったレースを選択します。

2.中盤戦
10月以後、主要競馬場に舞台を移して、7つの重賞が行われます。うち2つは牝馬限定戦です。距離も1400〜2000mまでバリエーションが増えます。
また、後半にはG2レースも2つあります。

3.クライマックス
3つのG1レースが12月に実施されます。2歳マイル王を決める朝日杯FS、2歳女王決定戦の阪神JF、2歳王者決定戦のホープフルSです。
近年これらG1の1、2着馬は三冠レースに直行するケースが増えており、翌年の3歳クラシックを楽しむためにも見逃せないレースです。

◆ ダート2歳戦
上記の各重賞はすべて芝でのレースで、JRAで2歳ダート重賞はありません。交流重賞として、11月にJBC2歳優駿、12月に全日本2歳優駿の2レースだけが行われます。
もう少し早くから、例えば9月や10月に、ダート2歳重賞が編成されて欲しいなと、ダート馬の気持ちになって願っています。
さらに贅沢を言えば、ダートスプリント戦もあったらなぁと思っています。

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