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2月7日交流重賞 クイーン賞の結果

クイーン賞は、昨秋のJBCレディスクラシック上位組が貫禄を見せました。アーテルアストレア(5歳牝)がテリオスベル(7歳牝)と直線入口からゴール前まで競い合い、最後に差し切りました。彼女は牝馬交流重賞2勝目、春の女王争いに名乗りを上げました。因みに昨日は彼女の誕生日で、嬉しいバースデー勝利です。

また、彼女をエスコートした菱田騎手は、レース展開を読み切り、道中は中団に位置しテリオスベルに惑わされないように、彼女が真横を上がっていくときも我慢させ、4コーナーの手前から早めに仕掛けていった好判断が光りました。
菱田騎手は彼女の主戦騎手としてオープンクラスまで引っ張りあげるも、昨年9月末に骨折し12月末まで休養を余儀なくされました。その間彼女には武豊騎手ら一流ジョッキーが騎乗し、重賞初制覇を遂げるなど結果を残していましたが、昨日再びコンビを組みました。このコンビでの重賞勝利を菱田騎手だけでなく、調教師をはじめ関係者も喜んでいることに、何だかホッコリしました。

推し馬のテリオスベルはいつも通りモッサリとスタート、その直後から江田騎手が鞭を入れて、押して、押して1コーナーを回ると、先頭に立ちました。相変わらず常識度外視の走りです。
そこから、他の先行馬を全て潰して、自分は最後まで粘り切れそうでした。しかし、後方待機していたアーテルアストレアにゴール前で交わされて2着です。でも、見どころ満載でしたし、あのレースっぷりで2着とは、さすがです。


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