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さきたま杯の有力馬 〜骨っぽいメンバーが集合〜

◆ 様々な対戦構図
明水曜日に行われるさきたま杯(1400m @浦和)の出走予定メンバーは、色々な対戦構図が混ざり合っています。スプリンターvsマイラー、海外遠征組vs国内出走組、JRA所属馬vsNAR所属馬、世代対決などです。
上記の対戦構図を上手に色分けして記載できなかったのですが、取り敢えずここまでの臨戦過程で分けて、有力馬を紹介してみます。

◆ 出走馬紹介
⭐︎ 海外遠征組
・レモンポップ(6歳牡):JRA所属。2023年のJRA最優秀ダート馬。マイル絶対王者で得意距離は1400〜1600m。今回は2月末のリヤド遠征からの帰国初戦。
・イグナイター(6歳牡):NAR所属。2022、2023年の2年連続でNAR年度代表馬に選出された、現スプリント3強の一角。3月末のドバイ遠征からの帰国初戦。
・バスラットレオン(6歳牡):JRA所属。国内芝マイル、ドバイダートマイル、リヤド芝1350mと、国内外、距離、馬場全て不問。2月末のリヤド遠征からの帰国初戦。

⭐︎ 国内出走組
・シャマル(6歳牡):JRA所属。交流重賞6勝のうち4勝が1400m。最高のパートナー川須騎手と共に、かしわ記念に続くG1連勝を目指す。
・サンライズホーク(5歳騸):JRA所属。昨年来1400〜1500mの交流重賞に3連勝。前走まさかの大敗を喫して以来の出走。常に低評価を覆す激走を繰り返す好漢。
・タガノビューティー(7歳牡):JRA所属。重賞未勝利ながら、昨年来マイルG1を4戦し、2着と4着が2回ずつと安定。大舞台での重賞初勝利を目指す。
・アマネラクーン(7歳牡):地元浦和のエース格。浦和の1400mを主戦場に25戦17勝。前走で初めて重賞勝利し、その勢いで交流重賞に初挑戦。

12頭の馬齢を見ると、5歳馬1頭、6歳馬6頭、7歳馬4頭、8歳馬1頭の構成です。ダート馬は芝に比べると、ピークが少し遅い印象です。

◆ 見通し
戦前予想では、レモンポップ、イグナイター、シャマルの3強と目されています。それ以外を見ても、なかなか骨っぽいメンバーが揃ったなという印象です。
ダート体系の再編のメインは3歳三冠レースの整備でしたが、これまで繋がりが弱かった短距離路線の整備も確りと行われ、様々なメンバーが集いやすい場が設けられたと思います。後は、ファンは人馬の無事を願いながら楽しむだけです。


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