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フィリーズレビューの結果 〜桜の舞台への逃走劇〜

フィリーズレビューは、外国産馬のエトヴプレがしぶとく逃げ切りました。断トツの1番人気だったコラソンビートは、好位置から直線で早目に内側で進路を確保するも、最後までエトヴプレを交わすことができませんでした。

エトヴプレのスタートは抜群ではなかったのですが、無理せずにハナを切れるだけのスピードがあります。彼女は昨日で6戦目ですが、逃げたのはデビュー戦以来です。藤岡佑介騎手はレース前の作戦では、逃げるつもりはなかったものの、展開を見て逃げることを決めたとのこと。ペースも比較的速かったのですが、最後まで脚が衰えませんでした。藤岡佑介騎手の好判断、好騎乗です。

エトヴプレもコラソンビートも、マイルは長いのではないかといった不安な声が上がっています。しかし、この時期の若駒は能力でカバーできるので、本番でも疲れがなければ楽しみです。
実際、いまや短距離路線で大活躍しているナムラクレア(5歳牝)も、桜花賞は3着に飛び込んでいます。

3着には人気薄の1勝馬セシリエプラージュが入り、アネモネSの 1、2着馬のキャットファイトとテウメッサと合わせて、桜花賞の優先出走権を獲得しました。関係者の皆様、おめでとうございます。


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