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コラム08 交流重賞

【コラム08 交流重賞】
交流重賞は中央(JRA)と地方(NAR)の所属馬双方が出走できる、NAR競馬場で行われるダートグレード競走です。2023年は全部で41レース(その他にJRAのダート重賞15)行われ、2024年は46レース(同15)に増えます。

ダート競走を活性化させ、地方競馬場の収益向上に繋がり、ひいては畜産業全般に好影響を及ぼす狙いがあると愚考します。今年からはダートのレース体系が再整備され、さらなる盛り上がりが期待されます。

国際的に承認されたレースは「G1〜G3」とグレード表記されますが、NARで国際承認されているのは東京大賞典(G1)だけです。あとは日本国内だけの承認なので「Jpn1〜3」と記載されます。コラムでは「G⚫︎級」と記載しています。

地方競馬場で実施される交流重賞へのJRA馬出走枠は、G1級で7頭(レースや競馬場によって違いあり)、それ以外で5頭(同じく)と狭き門です。

それでも結果はJRA馬が優勢で、2023年NAR馬は4勝のみでした。NAR馬がエリート揃いのJRA馬に勝利すると、大変に盛り上がります。なお、うち2勝をあげたイグナイターが2023年の最優秀NAR馬に選出(2年連続)されています。


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