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2月17日の重賞結果(2) ダイヤモンドS 〜有望ステイヤーの復活〜

ダイヤモンドSは、テーオーロイヤル(6歳牡)が2年ぶり2度目の優勝です。一昨年の彼はダイヤモンドS勝利後には春天に出走、3着と大健闘しました。
彼は一昨年の1年間、長距離路線で活躍し、いよいよこれから本格化と思われた年末に骨折をしてしまい、1年間の休養を余儀なくされました。昨年11月に再起戦を戦い、昨日は復帰後3戦目でした。

また、鞍上の菱田騎手は先日の交流重賞クイーン賞でのアーテルアストレアに次ぐ、今年重賞2勝目です。

レースはスタート後に隊列が決まると、そのまま淡々としたリズムで4コーナーまで変動なく進みました。テーオーロイヤルはサリエラ(5歳牝)だけを相手としているかのように、彼女の後ろに位置取りました。直線を向くと、彼女の真横に進路をとり一騎討ちの展開を作り出し、叩き合いの末に彼女をかわしてゴールしました。

敗れたものの、紅一点参戦したサリエラは2着に入り、長距離適性を証明しました。テーオーロイヤルとサリエラの関係者は共に春天を目指すと話しており、両馬共に人気を集める存在になりそうです。

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