ジャパンカップのプレビュー 〜世界中が注目する世紀の一戦〜
今年のジャパンカップは、世代、ジェンダー、国を超えて、超一流メンバーが集まりました。
世界中が注目する、世紀の一戦に仕上がりました。
◆ G1日本馬
エントリーしたG1馬を下記します。私の下手な説明より、この箇条書きの方が、格段に説明力があります。
・ドウデュース(5歳牡):4年連続G1制覇
・ブローザホーン(5歳牡):24年宝塚記念馬
・ジャスティンパレス(5歳牡):23年天皇賞(春)馬
・スターズオンアース(5歳牝):22年牝馬二冠馬
・ドゥレッツァ(4歳牡):23年菊花賞馬
・ソールオリエンス(4歳牡):23年皐月賞馬
・チェルヴィニア(3歳牝):24年牝馬二冠馬
◆ そのほかの日本馬
今回のジャパンCでG1初制覇を狙う猛者も揃いました。
・カラテ(8歳牡):重賞3勝のベテラン
・シュトルーヴェ(5歳騸):今春G2を2連勝
・シンエンペラー(3歳牡):凱旋門賞遠征帰り
・ダノンベルーガ(5歳牡):G1掲示板6回
◆ 欧州馬
今年は久しぶりに超一流馬が、欧州から3頭エントリーしてきました。
・オーギュストロダン(4歳牡、アイルランド):アイルランド、英国、米国でG1を6勝
・ゴリアット(4歳騸、フランス):24年KG6世&QES馬
・ファンタスティックムーン(4歳牡、ドイツ):23年独ダービー、24年バーデン大賞馬
最大の注目馬は世界に12頭しかいない、ディープインパクトのラストクロップの1頭、オーギュストロダンです。ラストランに父の故郷、日本の地を選びました。
経済的合理性もあると思いますが、父の故郷をラストランの舞台に選ぶのは、ロマンを感じます。
◆ ジャパンカップの歴史
ジャパンカップのことは、過去の投稿を再掲してみます。お時間があれば、ご覧下さい。
ポイントは以下の通りです。
・海外との差を埋めるため、1981年に創設される。
・最初の11回で日本馬の勝利は2回のみと、コテンパンにやられる。
・しかし、直近は日本馬が18連勝中です。
「ポストイクイノックス」の今年、日本馬の層は例年より薄いと思われているようで、高額賞金を目指して超一流馬が来日します。
久しぶりの海外馬の勝利の可能性があります。