NHKマイル展望 〜史上最激戦、今後のマイル界のプロローグ〜
今週から上半期JRA競馬のクライマックス、府中競馬場での5週連続G1が始まります。その初戦となるNHKマイルには、最優秀2歳牡馬と同牝馬が史上初めて揃い踏みします。ここまでの超豪華メンバーが集まったNHKマイルは、記憶にありません。
◆ 出走予定メンバー
先ず、出走予定メンバーを眺めてみます。ここ数年5〜6頭だった重賞勝ち馬が、今年は9頭もいます。これは桜花賞馬となったグランアレグリアが参戦し、アドマイヤマーズが勝った2019年以来です。
・ジャンタルマンタル(牡馬) 最優秀2歳牡馬、朝日杯FS1着、皐月賞3着
・アスコリピチェーノ(牝馬) 最優秀2歳牝馬、阪神JF1着、桜花賞2着
・ゴンバデカーブース(牡馬) サウジアラビアRC 1着
・ノーブルロジャー(牡馬) シンザン記念1着、毎日杯2着
・エコロブルーム(牡馬) シンザン記念2着、NZT1着
・ディスペランツァ(牡馬) アーリントンC1着
・ダノンマッキンリー(牡馬) ファルコンS1着
・シュトラウス(牡馬) 東スポ杯2歳S1着
・イフェイオン(牝馬)フェアリーS1着
・ボンドガール(牝馬) サウジアラビアRC2着、NZT2着
◆ 私見 〜プロローグ〜
あくまでも私見ですが、現3歳世代は牡馬牝馬を問わず、マイルを得意とする馬が多い印象です。今秋からのマイル戦線は大いに盛り上がると期待しており、NHKマイルはそのプロローグだと思っています。
◆ 期待
3歳世代のマイラーには、大きな期待をしています。一つ目の期待は昨秋一緒に引退したソングラインとシュネルマイスターのような、同級生の熱い戦いが続くことです。
もう一つの期待は、海を超えてBCマイル(米国)を制することです。今週のケンタッキーダービーにも期待していますが、米国でも日本馬が恒常的に優勝する日が来ることを期待しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?