見出し画像

推し馬 スピーディキック ~NAR最強牝馬~

現役NAR最強牝馬、スピーディキック(2019年生 現5歳牝)のことを紹介します。彼女はNARファンの希望の星であり、いつかJRA所属馬を倒してビッグタイトルを獲って欲しいと思う存在です。以下で、彼女のこれまでのNARでは無双するも、JRA勢に敗れてきたキャリアを見てみます。

◆ 2歳時
彼女は2歳の6月に、北海道・門別競馬場でデビューを飾った、生粋のNAR所属馬です。初勝利は3戦目でしたが、交流重賞エーデルワイス賞でJRA所属馬を相手に勝利した勲章を手に、浦和に転厩しました。
大晦日に行われた東京2歳牝馬優駿Sでも、後続に4馬身の差をつけて快勝。2021年のNAR2歳最優秀牝馬に選出されました。

◆ 3歳時
重賞以上だけに出走し6戦5勝と快進撃。敗れたのは交流重賞の関東オークスだけで、同期のグランブリッジに先を越されました。
それでも、牡牝混合戦の戸塚記念では3馬身の差を付けて同期のNAR牡馬を倒し、年末の東京シンデレラマイルではNARの古馬牝馬を3.5馬身差と突き放しました。そして、2022年のNAR3歳最優秀牝馬に選ばれました。
NARでは無双です。そうなると、アスリートがもう一段上のレベルでの戦いを求めることは必然です。

◆ 4歳時
春はG1に初挑戦、いずれもNAR馬最先着するも、6着に敗れました。秋からは牝馬限定戦に舵を切り3戦走ります。ここでも全てNAR最先着でしたが、JRA勢に先着を許し2〜4着と惜敗が続きました。
年末には、昨年も制したNAR牝馬限定の東京シンデレラマイルに出走し、快勝しました。そして、2023年もNAR4歳以上最優秀牝馬に選ばれています。

◆ 5歳時
今年もG1フェブラリーSから始動、2走目には初めて芝のレースに参戦しますが、どうも芝は苦手だったようでシンガリ負けしました。
今回はダート路線復帰レースです。

◆ 終わりに
2歳の年末以降、彼女が先着を許したNAR所属馬は、今年のフェブラリーSでのイグナイターとミックファイアのみ。牝馬には一度も先着を許していません。また、今年の年明けの2戦以外は、大負けしていません。
心身両面で前2走の影響なく、今回も元気にいつも通り駆け抜けてくれることを祈っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?