ダービー卿CTの結果　～5歳牡馬勢が絶好調～

パラレルヴィジョン（5歳牡馬）が嬉しい重賞初制覇です。好スタートから逃げ馬の後ろの好位置に付けました。このスタートダッシュが勝因です。
レースはエエヤン（4歳牡）が向正面から後続を離して先行し、そのままゴールに逃げ込もうとしました。しかし、パラレルヴィジョンは一歩一歩追い上げて、ゴール前でキッチリとかわしました。

彼のデビューは3歳の4月と遅め。そこから2連勝して挑んだ神戸新聞杯では1番人気に推されるも、7着に敗れました。そこから立て直し着実に成長していきました。ただし昨年は1800～2000ｍの3勝クラスで５戦し2～4着と健闘するも勝ち切れず、足踏みをしました。昨年11月はダートに転向し、３勝クラスを脱するも、今年になってから再び芝に戻し昨日で2連勝です。ダートでの勝利を含め、マイルはこれで3戦3勝。今後は芝のマイル路線に腰を据えると思います。

直近3ヶ月の古馬重賞（芝のみ、牝馬限定戦と今日の大阪杯を除く）で、5歳牡馬は17戦10勝と絶好調です。昨年は5歳牡馬（現6歳牡馬）が4勝止まりでしたので、今年の5歳牡馬の活躍が際立っています。