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さきたま杯の紹介 〜魅力的な戦いの場に変身〜

◆ レース紹介
ダート体系の再編によって、さきたま杯(1400m @浦和 定量)は今年から開催時期を6月中旬に変え、G1級に格上げとなります。そして、「上半期の短距離王決定戦」という位置付けになりました。
格上げ初年度となる今年の出走メンバーを見ると、1400mという非根幹距離のためもあって、スプリント界とマイル界の双方から強豪が集結しました。
また、6月中旬の開催となったことで、海外遠征組と国内組の超一流メンバーが交わる、とても豪華で魅力的な大一番となりました。

◆ ダートスプリント界
現在のダートスプリント界を俯瞰すると、イグナイター(6歳牡)、ドンフランキー(5歳牡)、リメイク(5歳牡)が三強を形成しています。
三強は揃ってドバイゴールデンシャヒーン(1200m G1)に遠征、ドンフランキー2着、リメイク4着、イグナイター5着と、全馬が掲示板に載りました。
国内競走では、4月の東京スプリントでは、昨年NARに転向した古豪ジャスティン(8歳牡)が快勝しました。

◆ ダートマイル界
昨年来、レモンポップ(6歳牡)が絶対王者に就いています。彼は今春サウジアラビアでしか走っていません。
王者不在の中で行われた2つのマイルG1では、フェブラリーSではペプチドナイル(6歳牡)が勝ち、かしわ記念ではシャマル(6歳牡)が勝利と、レモンポップの同級生が活躍しました。

◆ 出走馬
上記のうち、スプリント界からはイグナイター、マイル界からはレモンポップとシャマルが参戦し、3頭が人気を集めそうです。
彼ら以外にも、とても魅力的なメンバーが集います。有力メンバーは明日改めて紹介します。

◆ 最後に
繰り返しとなりますが、1400mという非根幹距離が楽しい方向に影響を及ぼし、想像を遥かに超えた超豪華メンバーが多方面から集まりました。
また、年明け海外遠征をしていたトップメンバーに、今春の国内G1で台頭したり、復活したりしたメンバーが挑む、素晴らしい場が用意されました。
東京ダービー、関東オークス、さきたま杯、帝王賞と進む6月のダート界は、芝に負けないワクワク感満載です。

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