見出し画像

今週の重賞(クイーンC、共同通信杯、京都記念)

今週末は今後のG1に直結する3つの重賞が行われます。第59回クイーンカップ(芝1600m @府中 G3 3歳牝馬限定 別定)が土曜日に、第58回共同通信杯(芝1800m @府中 G3 3歳限定 別定)と、第117回京都記念(芝2200m @京都 G2 別定)が日曜日に開催されます。
前者の2つは3歳クラシックの重要な前哨戦、京都記念はドバイや国内G1に向けた始動戦です。

・近年のクイーンCは、牝馬三冠に直結しています。過去5年の勝ち馬のうちクロノジェネシスとアカイトリノムスメが秋華賞馬になり、一昨年の2着馬スターズオンアースは桜花賞とオークスに勝っています。去年の勝ち馬ハーパーはオークス2着をはじめ三冠とエリ女の全てで掲示板内(5着以上)と活躍しました。

・共同通信杯も、最近はクラシックと最も繋がりの深い3歳重賞です。去年はダービー馬タスティエーラ、一昨年は皐月賞馬ジオグリフ、3年前は皐月賞のエフフォーリアとダービー馬のシャフリヤールが出走しています。今年も朝日杯FSの1、2着馬(ジャンタルマンタル、エコロヴァルツ)が参戦と、皐月賞前に早速豪華メンバーの共演を楽しめます。

・京都記念は例年、前年のクラシックで活躍した4歳馬が参戦します。去年はドウデュースが快勝した一方、エフフォーリアが心房細動を起こして競走中止。その数日後に突然引退発表と2強の明暗が分かれた、とても印象深いレースです。
今年もダービー4着のベラジオオペラが参戦します。加えて、今年の楽しみは4歳から9歳までの6世代の名馬たちが勢揃いする予定のことです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?