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オーシャンSの結果 ~さぁ、今年こそG1勝利だ~

オーシャンSは、トウシンマカオ(5歳牡)が1番人気に応えました。昨年末の京阪杯(2連覇)に続く重賞2連勝、3回目の重賞制覇です。彼は昨年末と一昨年末の京阪杯いずれも、強烈な末脚で突き抜けており、とても強い印象が残っています。

彼は好スタートを切るも、末脚を生かすために抑えて中団に位置取りし脚を貯めました。昨日は4コーナー手前から早めに上位進出し、直線を向いた時点では既に5番手くらいに上がっていました。直線では真ん中あたりの進路をとります。残り200mで気合を入れられると、外側に2着のビッグシーザー(4歳牡)、内側に3着のバースクライ(4歳牝)の後輩2頭を引き連れて脚を伸ばし、ゴール板前を一番先に通過しました。
2回の京阪杯よりも早めに上位進出したためなのか、昨日の末脚の切れ味は鈍かった感じがありましたが、好位から抜け出す安定した強さを感じさせた走りっぷりでした。

彼は以前から1200mを得意とするスプリンターとして有名でしたが、昨春の高松宮記念は道悪の影響もあり15着に敗れ、昨秋のスプリンターズSは体調不良で出走できませんでした。今年こそG1での戴冠を目指します。

ビッグシーザーとバースクライはいずれも、道中トウシンマカオの後ろで彼を見ながらレースを進められる絶好のポジションでしたが、直線で差を詰め切れませんでした。その結果を見ても、トウシンマカオは強かったと感じています。

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