見出し画像

交流重賞の紹介 (レディスプレリュード、JDC、東京盃)

今週に続いて、来週も交流重賞が大盛り上がりです。
火曜日から木曜日まで、大井競馬場で、とても豪華なメンバーが集まり、初秋の夜を彩る交流重賞が3晩連続で行われます。

メインは、事実上、今年の3歳世代No. 1決定戦となる、水曜日のジャパンダートクラシック(JDC)です。春のレース体系が複線化する中、殆ど全ての世代トップ馬が集まった大一番となりました。

火曜日には、JBCレディスクラシックの前哨戦、レディスプレリュード。木曜日には、JBCスプリントの前哨戦、東京盃の2つの秋に向けての重要なレースが行われます。メンバーを見ると、この2戦にも豪華なメンバーが集まりました。

◆ JDC(2000m@大井 3歳限定 G1級 10月2日)
3歳ダート三冠の最終戦であり、事実上3歳最強ダート馬を決める一戦です。構図は世代最強馬のフォーエバーヤングが昨年末以来、久しぶりに国内を走り、そこに東京ダービーの勝ち馬ラムジェット等が挑む構図です。

海外遠征馬、ダート三冠で活躍した馬、春を怪我で棒に振るも復活を遂げてきた馬、夏の上り馬と、考え得る最高のメンバーが揃った一戦になりました。こんなワクワク感のあるレースが行われるに至った、今年のダート3歳路線の改編は、素晴らしい決断だったと考えます。

◆ レディスプレリュード(1800m@大井 3歳以上牝馬限定 G2級 10月1日)
女王決定戦となるJBCレディスクラシックの前哨戦です。と言うか、本番さながらのメンバーが集まりました。
昨年もレディスプレリュードの上位馬が、そのままJBCレディスクラシックの上位を占めました。

春の女王決定戦のエンプレス杯からは、BCを目指す優勝馬オーサムリザルトと、3着のキャリックアリードを除く2~6着馬が揃っています。
もっと言えば、昨秋のJBCレディスクラシックの1~8着馬までのうち、引退した馬を除く6頭のうち5頭が参戦します。
推し馬も多数参戦を予定しています。

◆ 東京盃(1200m@大井 G2級 10月3日)
ダートスプリント王決定戦のJBCスプリントの前哨戦です。ダート三強のうち、唯一国内路線を選択したイグナイター(6歳牡)が、JBC連覇を目指して始動します。

今年のかしわ記念の優勝馬シャマル(6歳牡)や、ここ2戦連続して交流重賞2着のクロジシジョー(5歳牡)といった、今年重賞を賑わした実績馬の参戦も楽しみです。

しかし、今年の最大の注目は3歳馬が世代交代、下剋上を狙って参戦してくることです。具体的には、北海道スプリントカップ1着のチカッパ、2着のエートラックスが揃って出走を予定しています。
過去2年の東京盃では、3歳馬の出走は1頭のみでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?