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第4四半期の見通し 〜大興奮のクライマックスシーズン到来〜

第4四半期は競馬のクライマックスシーズンです。G1レースは年末までの14週のうち、12週で行われます。
ただし、G1がJRAで行われない週にも、NARや海外でG1が行われるので、実際は年末まで毎週ビッグレースが実施されます。
2024年の距離別、世代別、馬場別の日本/アジア/世界のチャンピオンが毎週決まっていきます。

◆ 芝世界
スプリンターズSを皮切りに各距離の王者が決まっていきます。
その中でも、秋の古馬三冠、秋天、ジャパンC、有馬記念が中心です。今年は昨年同様に三戦にフル参戦をしてからの引退を発表しているドウデュース(5歳牡)が、話題の中心です。
それ以外にも、3歳牡牝それぞれの三冠の大トリ菊花賞と秋華賞、障害王決定戦の中山大障害など、書き切れないほどのビッグレースが続きます。

◆ ダート界(交流重賞)
最大のイベントは11月4日のJBCです。今年は佐賀競馬場で開催されます。当日はスプリント、2000m、牝馬のカテゴリーで、それぞれチャンピオンが決まります。
それ以外にも、3歳世代No.1を決めるJDCが10月2日に、マイルチャンピオンを決める南部杯マイルCSが10月14日に行われます。
そして、クライマックスは年末の東京大賞典です。国内外のレースを走ってきた優駿が、全員集合することを期待します。

◆ 海外競馬
注目のレース、目白押しです。例年通り、来週末の凱旋門賞から始まります。その後、11月2日のブリーダーズカップ@米国と、12月8日の香港国際競走のビッグイベントが中心です。
その合間を豪州のビッグレースが埋めていくので、間断なく日本馬が海外に飛び立ちます。

◆ 最後に
翌春の繁殖期を控え、第4四半期や翌第1四半期は、多くの名馬が競馬場に別れを告げ、牧場に帰っていくシーズンでもあります。
彼ら、彼女らの走る姿を観る最後の機会になるため、推し馬を中心に、その走る姿を感謝の気持ちをもって、目に焼き付けたいと思います。

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