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オーバルスプリントの紹介 〜キャリアが真逆な2頭が初めて交わる一戦〜

18日(水)に、交流重賞テレ玉杯オーバルスプリント(1400m@浦和 G3級)が行われます。

◆ NAR馬の活躍が期待されるレース
小回りで直線がとても短いという特徴がある浦和競馬場では、地方所属馬の活躍が多いです。先日のサマーチャンピオンに続く、NAR馬の活躍が期待されます。

実際、オーバルスプリントはNAR馬の活躍が目立ちます。NAR馬は過去10年で2勝2着4回3着6回、また過去8年連続でNAR馬が馬券圏内に入っています。
昨年もNAR所属のスマイルウィが、勝ったドライスタウトに0.1秒差に迫る2着でした。彼は今年もエントリーしています。

◆ ダート戦線、スプリントとマイル秋の陣
秋のダートスプリント戦線は11月4日のJBCスプリント (佐賀)、マイル戦線は10月14日の南部杯を頂点に編成されています。本レースを足掛かりに、それぞれの頂を目指します。

◆ 期待のNAR馬
NAR馬の大将格は、昨年2着のスマイルウィ(7歳牡)です。彼は船橋所属のトップマイラーですが、1400mも得意としています。昨年はオーバルスプリントだけでなく、さきたま杯でも2着と惜敗。今年待望の交流重賞初勝利を目指します。
また、彼は地方デビューして、これまで33戦走っていますが、JRAの競馬場で走ったことのない生粋のNAR馬です。というか、32戦が南関4場(船橋、浦和、川崎、大井)という、生粋の南関馬です。

◆ 迎え撃つJRA馬
JRA馬の大将格は、三冠牝馬でG1を7勝の名牝ジェンティルドンナの歳の離れた弟のスレイマン(6歳牡)です。彼は直近3戦のダート重賞で2着2回と好走、今回初めての重賞優勝を目指します。
彼はスマイルウィとは逆で、これまでに18戦走っていますが、すべてがJRAの競馬場、今回が初めてのNAR競馬場でのレースです。しかも、これまで走ったことがあるのは1700~2000mで、1400mは初挑戦です。

◆ 交わらなかった2頭の初顔合わせ
それぞれが極端なキャリアを積んできたので、これまで交わることのなかった2頭が、今回初めて船橋で顔を合わせます。
どちらが勝っても交流重賞、初優勝になります。或いは、第3の馬が勝つのか、秋の頂を目指す行程のなかの一戦として、注目が集まります。


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