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ファウンデーションズで最強の"7"が来る!ズロドックEDH視点で新エルドラージ「七つの死の種父」について考察!

新セット「ファウンデーションズ」にて、超高性能なエルドラージ「七つの死の種父(英語名:Sire of Seven Deaths)」が収録されたので、今回はこれについてズロドック視点で解説していきたいと思います。

イラストを見てみると、通常版では手が7つ、頭が7つあります。
更にマナ・コスト、P/T、キーワード能力がそれぞれ7つあります。
相当こだわってますね~

カードテキスト

まずはカードのテキストをおさらい。

七つの死の種父
(7)
クリーチャー - エルドラージ
先制攻撃、警戒、威迫、トランプル、到達、絆魂
護法 - 7点のライフを支払う
7/7

七つの死の種父

このテキストを見て、この辺思い出した人も少なくなかったのでは?

夜のスピリット そして 怒りの天使アクローマ

今回はそれらと比較しながらも、ズロドックEDHでどう使えそうか確認して行きたいと思います。その前に少しいいかな?

名前

まず「種父」っていうのがすごく気になります。種まきしてるお父さん‥?まさか種付けおじさんじゃないよね‥?一応「Sire」でググってみると‥。

種付け父だ!

ただ「sire」という言葉には「始祖」「創始者」みたいなニュアンスもあるそうです。実際Ulamog's Dreadsireはウラモグの戦慄と翻訳されているので、おそらくそちらのニュアンスのほうが強いみたいです。

それから「種父/sire」という名前を持つエルドラージは複数ありますが大体ウラモグの関係者みたいですね。Siraんけど。

戦慄祖は一見違いますが「Dreadsire」と言う単語

マナ・コスト

ズロドックに嬉しいコスト

このカードのコストは7マナ。夜のスピリット(9マナ)や怒りの天使アクローマ(8マナ)と比べても軽く、この手のクリーチャーの強化の傾向が伺えます。

令和の若者に分からされる平成おじさんの図
おじさんが小学生のときはねえ゛!!巨像で喜んてたんだよお゛ぉ゛!!

EDHズロドック視点だと7マナは続唱の起点になるので6マナより強いです。また、エルドラージにありがちな不特定マナシンボル(◇)がないのも地味に嬉しいポイント。例えばウギンの目とウルザの保育器とPlaner Gateと終わりを告げるものを並べれば0マナで唱えられますめったにないけど

テキスト

キーワードがたくさん並んでます。多分みんなこういうの好きよね

メリット能力しか書いてないのかよ!!

先制攻撃:先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える
警戒:攻撃に参加してもタップしない
威迫:2体以上のクリーチャーにしかブロックされない
トランプル:余剰ダメージをプレイヤーに割り振れる
到達:飛行を持つクリーチャーをブロックできる
絆魂:与えたダメージに等しいライフを得る
護法-7点のライフを支払う:7ライフ支払わないと打ち消す

能力がたくさんあります。まず気づくのがデメリット能力が全然書いてないこと。特に昔のデーモンとかドラゴンとか自然の怒りとか巨大兵器とかってアップキープにライフやマナとか生贄を要求してくるもの。あるいは攻撃を強制したりとか、エルドラージって意外といいやつでは?

アタッカーとしては相当に優秀。威迫+先制攻撃の組み合わせのおかげで対戦相手は最低限2体以上のクリーチャーで防御しなくてはならず接死ブロッカーも意味を成しません。絆魂のおかげでこちらは7ライフ獲得しながら、更にブロッカーとして立ち続けます。

更にブロッカーとしてもかなり強力です。先制攻撃+到達のおかげで、相手は皆攻撃を控えることになるでしょう。しかも絆魂のおかげで戦闘のたびにライフを回復してしまう。これは夜スピにもアクローマにもできません!

ただし夜のスピリットやアクローマと違い速攻はないので出したターンには攻撃できません。除去耐性についても7点ライフ払えば普通に除去されてしまうのがネック。更にプロテクションや被覆もありません。今は護法の方が主流っぽい。

パワー/タフネス

7/7

パワーが7なので、統率者の板金鎧で10/10となり、4回殴れば人ひとり倒せる性能となります。タフネスも7で全体ダメージでやられにくいので、なんだかんだでそれなりの除去耐性は持ってると言えますね。

まとめ

まとめるとこんな感じの性能になります。

  • ◎7マナ

  • ◯色拘束なし

  • ◯戦闘で敵なし

  • ◯全体火力には強い

  • △単体除去への耐性はそれなり

  • ✘速攻なし

実際の運用

ここまでの話で、七つの死の種父は除去耐性にやや不安があること、速攻がないことがデメリットだと書きましたが、EDHにはこのカードを活かすために最高の相棒がいます。まずはこちら。

稲妻のすね当て/速足のブーツ

考えられる限り最高の相棒

この2枚は種父に足りない除去耐性と速攻の両方を与えるだけでなく、肝心のズロドックを守るためにも使えることからベストパートナーと言えます。是非採用したいカードです。

アクローマの記念碑

最強のカードになるカード

種父とアクローマは一見能力が類似しているように見えますが、先述の通りアクローマにしかない能力も結構あります。以下の4つはアクローマにしかない能力。

飛行、速攻、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)

記念碑はコストが重いものの種父の役割を阻害せず、更には足りない部分を補ってくれる優秀な相棒と言えます。アクローマの記念碑自体も7マナで続唱の起点となるカードのため、合わせて採用できるのも嬉しい。

カルドラの完成体

種父に足りない速攻と除去耐性を与えます。被らないのは以下の能力。

速攻、破壊不能
このクリーチャーがクリーチャー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを追放する

コストが7のためズロドックの続唱にもつなげられて単独でも戦闘力が高いですが、警戒や絆魂がないため不利なシーンでは押し負ける事があります。そこで種父に装備してしまいましょう。殴るたびに12ライフ回復し、そのままブロッカーとして残ります。装備コストが7と重いのがネック。

値段

ショップの値段を見てみると流石にスッゴイ高い。だいたい5500円くらい。
半年前のモダンホライゾン3でも散々高額なエルドラージ買ったけど、それと並ぶくらい高額ですね。まいったな‥‥。

でも7777円じゃないんだね

しかしカード1枚の値段にしては結構高いなぁって思います。きっとみんなエルドラージに脳をおかされてしまっているから課金に抵抗がないんだな。

みんなも気をつけようね!!


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