スプラ3最大のイベント「グランドフェス」に参加してきた!
今回は9/13~15に開催されたスプラトゥーン3最大のイベント「グランドフェス」に参加したお話をしていきたいと思います。
前回のビッグランはこちらをどうぞ。
街の様子
今回は街から全然別物になる模様。普段のフェスでは街並みが少々変化する程度なんですが、今回のフェスは完全専用の街が用意されています。
9月13~14日の様子
すりみ連合のニュースが終わっていきなり駅のホームに飛ばされます。多分スプラトゥーン3をはじめた時に最初に乗り込む駅と少し似ていますが夕暮れがどことなく寂しさを感じさせます。まるで夏休みの終わり、楽しかった日々が終わり、普段の生活に帰りゆく時の少年時代のようではないか……。
後方に見えるタワーはヒーローモードの序盤に訪れる「クレーター」に出てくるものと同一の建物でしょうか。ひとまず会場に入ってみましょう。
入口のインクのシャワーを通過すると服にインクが付着し、お祭りモードになった感じを演出してきます。芸が細かい!まずは左側から見ていきます。
このあたりのグッズは実際にあっても売れそうなクオリティって感じ。当然ながらテンタクルズやすりみ連合のぬいぐるみもあります。芸が細かい!
左側の奥にはDLC「サイド・オーダー」に登場したミズタがいます。なんでここにいるんだろ…?
どうやら3つのグループが入れ替わりで登場するようですね。それにしてもここにいるクラゲ達、練度が高すぎる。一糸乱れぬ動き、流石……!!
一通り見たので、今度は右側の方もみてみましょう。
この世界って哺乳類はいないようなんですが鳥はいるみたいですね。今更ですがラーメンに卵が入っている事に気づきました。スープも鶏系のダシを使用しているのかな?
スパイキーも参戦してました。いい笑顔。
祭りの縁日の雰囲気を思わせる夕暮れ特有の寂しさを感じずにはいられないのでした。子供の頃こういうところにお小遣い持って友達と集まって、今思えばボッタクリみたいな謎のくじ引きをやったり、りんご飴とかやきそばとか色々買ってさ、でも道中で落として大泣きして、周りに叱られて。それも年を重ねると懐かしい思い出になっていくんだよな。
まぁそんなドジな子供は現代には……。
おったぁああ!
縁日を引き裂く絶叫。得られたはず未来がアイスと共に溶けてゆく。両親はただ狼狽する。それとメシウマしてるやつもいて草
このクラゲ未来のラスボスになるかもしれないな。ドーナツ食ってるやつも覚悟の準備をしておいてください!あなたは犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしていてください!いいですね!
この休憩スペース。プレイヤーに背を向けている緑色のクラゲが何をしているのか一見してわかりませんが、頭が伸び縮みさせてラーメンをすすっている事を表現するという奇妙な演出があります。普通人間はラーメン食べても頭は伸びませんが、こういう方法で表現するのは流石。
私はスプラトゥーンを3しか遊んでおらず、ヒーローモードでも全然関わりがなかったのでテンタクルズについては正直何も知らなかったのですが、今年登場したDLC「サイド・オーダー」で商会されたことで一気に好感度アップしました。バトルでもあのゲロビ極太メガホンレーザーを使わせて。
最後に中央のほうを見てみましょう。
自撮りしているクラゲたちがいます。本来クラゲはモブキャラ的位置づけだと思いますが、こういう現実の行動を再現したような演出があると、生き生きとしたリアリティがあります。アイス落とすのはリアリティありすぎて辛
奥にはグランドフェスのメインステージがありました。足場が動くなどギミックがすごいですね。動員されているクラゲの動きもライブ感ありますね。
高台のカメラを使うといい感じの撮影ができます。カメラ右にあるのはブキチドローン。ブキチ本人は見つかりませんでしたが、恐らく店内から様子を見ているんだろうなぁと思います。今日はここまで。
9月15日の様子
だんだん日が暮れてきました。フェス最終日です。盛り上がりと終局を同時に表現していく数々に感動しました。
中間発表のニュースが終わるとここから始まります。このアングル凄くいい
まるでプラネタリウムのような美しさ。クマサンもこの空のどこかで見てるのかな…?
駅名が「ありがとう」「いつかまた」「どこかで」と読めそうですね。このフェスが終わった時点で2年間の無料アップデート期間が終了した告知があったので、今回のフェスがラストフェスになったということなんでしょう。
改めていろいろ見ていきましょう。まずは左手の方から。
左のステージには誰もいませんね。ミズタもいなくなりました。ですが良く見てみるとデスクにイイダのPCがあります。
何故ミズタがここにいたかが、何となくわかりますね。恐らくイイダと一緒にここで作業とかしてたんでしょうね!想像力を掻き立てられる演出。
皆奥の会場に移動しているのか、右側の方もかなり落ち着いてきています。
フェスの盛り上がりが最高潮に達する一方、既に祭りの後のような雰囲気を感じさせる物がありました。そう、全てのものは終わっていく…。
ここのクラゲときたら神にその力の大半を封じられてなおアイスを落として泣く無限の殺意を持った厄災たる母の神の愛し子。氷精霊〈アイシャ―リスクリャム〉は人類が滅びようとしている今になって何故か溶けていない情勢。そして両親も基本プレイ無料その場で慌てふためくばかり。後ろでドーナツ食べて…魔導アーマーの各種センサーでも捉えられない“何か”がそこにいる海に浮かぶ異形の月はたまねぎ剣士だに味気のない麦粥ウマしている。人の不幸で食うドーナツはうまいか?(ノムリッシュ翻訳)
真ん中の通路はインクドバーできれい(語彙力)
ステージ真ん中に行くとなにか始まる。アイドル全員勢揃い。きれい(語彙)
ここのフェスの様子は多分皆見ていると思うので、ちょっと会場走り回って色々見てみようと思います。まず最初にミズタを見つけました。
ミズタはお祭りには顔を出さない雰囲気を感じましたが、多分イイダが出るから顔を出したのでしょう。VIP席も取るくらいなので、何だかんだテンタクルズが好きなんだろうなぁ(適当)。VIPチケットについてはヒメが手配した可能性もありますね。ヒメは実家が太いのでその位余裕でしょう。
サイリウムを降るクラゲが会場外にも沢山いることがわかります。というかこれハードのスペック的に相当スゴイと思うんですけど処理落ちしないのはなんでなんだろう?あと良く見ると会場燃えてない?
やっぱりマッドマックスじゃないか!イカ研はスプラの世界でポストアポカリプス物を作ろうとしている!次回作はイカとタコの終末戦争が描かれるんだきっとそうだ
会場の奥をみやると何やら別の建物が見えます。
手前の白い屋根はトリカラバトルの会場「グランドバンカラアリーナ」ですね。ここでビッグランやトリカラバトルをやったわけです。
更に奥に見えるのがバンカラ街です。こうやって見ると結構大都会って感じがしますね。モチーフは静岡のあたりだったと思います。
バンカラ街と刺さったタワーの位置関係がある程度わかるほか、リュウグウターミナルからタワーが見えることから、いずれの建物もある程度近い位置にあることが想像できます。次はそろそろバンカラ街にシャケが攻めてくると思いますが…DLC第三弾でそういうストーリーが出たらいいなぁ、なんて思います。
9月16日の様子
祭りのあと…どうなったか見てみましょう。
対戦の様子
普段はボールドマーカー系で遊んでましたが、今回はナワバリで強力な赤ZAPで行きます。
とりあえず普段と同じようにえいえん目指して頑張ります。
フェスでは負けに負けを続けましたが、それでもえいえんまで達することができました。今回のフェスではえいえんになるとお神輿にのれるので、より遊ぶモチベーションが高まって良かったですね。
こうしてフェスは終わりました。我々も仕事に戻るんですよ…そう…。
感想
フェスを完走した感想ですが、今回のフェスはバトル面でもだいぶ改良されたと思いました。100倍マッチに勝たなければお神輿に乗れなかったのが、今回ついにえいえんに到達できれば乗れるようになり、だいぶ敷居が下がったように思います。
また、フェス会場の力の入りようは唯一無二のものを感じました。現実のイベントや学校行事等もそうですが、傍から見れば繰り返される大会でさえ、当事者にとっては同じ祭りではありません。このような非再現性の高いイベントは昨今の「モノ消費からコト消費、イミ消費へ」といった消費傾向の変化とリンクしているようで大変参考になりました。
今回一度きりのフェスのために相当な作り込みが見られましたが、これはイカ研のデータ収集という側面もあったのかと思います。
フェス当日に何人接続していたか
フェス前日までにNintendo Swich Onlineに再加入した人が何人いたか
といった情報から、多くのユーザーが求めるものを作っていこうという意気込みを感じました。改めて期待が持てそうです。
ブキチセレクションは?
一方で気になっているのが3種目のブキの存在。私はボールドマーカーを主に使ってバトルで楽しんできました。
メジャーなブキではありますが、上級者の方からは「味方に来ただけでもやっとする」等と言われるありさま。楽しいブキだと思うんですが、強さという視点ではイマイチと言わざるを得ないのだとか。
そんなボールドマーカーにも「ボールドマーカー7」という皆が認める最強の3種類目のブキがあります。
このブキはサブにサモランにも登場するスプボムを搭載。バイトが好きなイカタコでも遊びやすくて非常に良いなと思っていました。問題はスペシャルがウルショなのか、それともチャクチなのか、はたまたテイオウなのか…?と皆で考えていたところ、そもそも登場しないという根底から覆る説がやってきました。やるのかやらないのかはある程度明示して欲しいです。
これはマジック・ザ・ギャザリングの2024年の発売計画の画像です。Q1、Q2と見慣れない単語がありますが、これは1年を4分割(クォーター)したもので、この場合はこんな感じになっているようです。
Q1:1・2・3月
Q2:4・5・6月
Q3:7・8・9月
Q4:10・11・12月
現在は9月なので「あぁDUSKMOURNが発売されるぞ」というのがわかります。この1年を4分割するという発想はスプラトゥーンのシーズン制と似ています。スプラトゥーンも同様に「ここで◯◯コラボのブキを4種追加するぞ!」という感じでやっていけばよかったのではないかと思います。
ただ、一方で私はマジックのやり方が最善とも思いません。
昔、マジックの世界には「ファイレクシア」という汚染された機械の世界があり、私は昔からその世界観が大好きでした。
その世界は一度滅びましたが、10年まえから徐々に復活、2022年には全盛期を迎え、そして2023年春、唐突に滅びました。
そしてここからが問題です。ここ1年の計画が明示されているがゆえ、当面再登場はないということもわかってしまいます。スプラトゥーンで言えば、最初から「今作でブキチセレクションは登場しないぞ」と公開されているようなものです。それはそれで嫌ですよね。悩ましい。
amiiboで思い出そう
すりみ連合、シオカラーズ、テンタクルズのamiiboを持っているとフェスのことを思い出せます。これは以前買ったものでも適用されます。これは以前買ってきたマンタローamiiboですが、新しく追加されていました。
今回はフェス後の様子を思い出しに行きます。
アイス落とした子は流石に帰ってるかな…??
このクラゲ、思い出の中でこんな感じで未来永劫絶望し続けてるんだなって思うとちょっと趣深いですね。やっぱりラスボス確定。
終