獲物 5/21
おはようございます。今日の天気は昨日と同じだよ!馬鹿野郎め!地球の天候管理課の人には反省して欲しいね。こんな微妙な日々を過ごさせやがって。
ー今日あったことー
・Overwatchで結構活躍すると、嬉しいメッセージが来た。幸せ。
・これは「あった」というより「ある」事だが、読書をする。
・猫の空気を吸うと思考が1時間ほど曖昧になる。幸せ。
ー終了ー
今日はもう駄目だ。最悪よ。
午後はまだいいにしても、午前は最悪よ。
まず学校がある。これだけで辛い。
2日連続はもう笑えないって。5日連続で学校行ってる人間って凄いよ...
でもまぁ登校途中に友達に向かってオタクの妄想を吐くことができるから良しとしよう。
具体的に言うと、「ハーレム漫画の主人公になったら、どする?」みたいなキモいオタクの妄想だ。許してくれ。これからは教室の隅でやるから。
そして学校。もう空気がね。あの「学校だ〜」みたいな感じの空気。
あれ絶対有毒だって。辛いもん。帰りたくなるし。
そして授業。
先生に指される事は生徒である以上避けられない。
運悪く、今日は僕が本当に分からない問題の時に刺されてしまったのだ。そしてこの授業の教師は非常に厳しい事で(自分の中で)有名だ。
「おい○○。どうして新人は飛躍的な進化を遂げたのか答えてみろ。」
「はい...。えーっと、動物を使役するようになったから...?」
「どんな動物だ?」
「えーと、闘牛...?(ちょっと笑いながら)」
聡明な読者の方なら分かると思うが、僕の言ってる事は全く当たっていない。だがしかし、僕は本当に分からなかったのでこう答えることしか出来なかった。教養は大切だ。
しかし、ここで教師が僕の事を最悪罵ってでも「お前間違ってるぞ」と伝えてくれれば、クラスの空気は変わらず、僕も不安にならず終われるのだ。
しかし、教師はただただ無言で俺の目を見た後明後日の方向を見て
「他にあるか?」
やっっば!!!!
滅茶苦茶恥ずかしかった。日本人の性だ。日本人は他から浮く事に恐怖を感じる事が多い。それは僕とて例外でない。ステレオ的日本人の1人だ。
先生は僕の事を解答者として認めなかったのか!!そう本気で思った。
それに何より1番恥ずかしかったのは回答する時に陰の者特有の笑いをしてしまったことだ。(ちなみに闘牛という選択は笑いを取りに行ったわけでなく、闘える動物として真っ先に出てきた動物)
これは正直完全に無意識だった。だから余計に恥ずかしかったし、笑いながら答えたのにも関わらず全く怒られもせず、いじられもせず、無視という教師の最適解を出されてしまった自分がただただ恥ずかしかった。
頼むから教師諸君は生徒のイジりを多少してでもいいから生徒のダダ滑りを阻止して欲しい。泣きそうになるから。心が。
もうこれだけで今日の思考のリソースは大きく割かれてしまった。
そして放課後。
部活動のミーティングがあったのだが、ある程度の話し合いが終わったあとに、顧問から質問タイムが設けられた。
そして僕の悪友が手を挙げて言った。
「先生!○○君の自己紹介ってしなくていいんですか?www」
ぶち○そうかと思った。本心から。
自己紹介というのは、前回の部活動の初顔合わせの際に休んでしまって出来なかった為に出てきた言葉だ。
空気は完全に僕の自己紹介となってしまった。
そして僕はどうせやるなら出来るだけ(こいつ...面白いな)と思われたかったので、ネタ路線の自己紹介をする事にした。
中略。
大失敗だ。
ただただ大声で叫び散らす気狂いとなってしまった。
全くウケないしね。
当たり前だ。
初対面の先輩が大声で叫び散らしてたら僕なら確実に距離をとる。
もう心の中では涙ほろほろですよ。えぇ。
そして逃げるように友人と帰宅。
しかし、今日は「友人と僕」ではなく、「友人と友人の友人と僕」という状況だった為、非常に厳しかった。
例えるなら「のび太としずかちゃん」でなく、「のび太と映画だけに出てくるヒロインとしずかちゃん」という微妙な距離感だ。
何がと言われれば困るのだが、非常に厳しかった。形容しがたい感情だ。恐らく陰の者には伝わる筈だ。伝わってくれなきゃ困る。
そして帰宅。
散々。
33。
もう今日はとても辛かった。
主に心が。
もし僕が鋼の心を持ってなかったら即座に廃人となっていただろう。
もう僕は心を摩耗しきってしまったので今日はもう休養をとって明日からまた暴れたいと思います。
おやすみなさい。
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