昔の男の話〜セグウェイ

noteのクリエイターさんがセグウェイの話題を書いていて、ふと思い出したんです。

もう10年くらい前の話なんだけど。
当時同棲していた男がいて。仕事は大工をやってたんだけど。
反社を名乗っていました。
付き合い始めてから知ったんです。
まぁ..なんとなく匂わせるような言動はあったんですけど。チンピラが好きなのかなぁ...くらいにしか思ってなかった。
見た目もそれっぽくなかった。どちらかと言うと、田舎のちょいヤンチャくらいの容姿。
言葉も北海道弁丸出しのイントネーションだったし。仕事してたし。大工って感じでした。

でも。ある時。FAXが届いて、組織の名前が書いてあって。
あら？マジだったんだーーーーーー。って感じで判明したの。
それからは、堂々とそちらの人間らしい態度を取るようになった男。

ある休日にレジャスポに遊びに行ったんです。
彼は行きたくなさそうだったけど。私はパチンコをやらないのでやることがレジャスポ行くくらいしか思いつかなかったんですよね。
そこで。彼はセグウェイ乗るべ！と突然張り切りだした。

ああ......まじかぁ。。私。苦手なんです。乗り物。
センス無くて。不安が走りましたが。仕方ない。

いざセグウェイコーナーへ行って、ヘルメットだの何だの装着して、スタッフさんにサポートされながら挑戦したんですが。
ワナワナとバランスが取れず乗りこなせない。進むことすら出来ない。
それを見ていた男。

お前何やってんのよ

いや。ごめん.....。センス無いわ私。
こういった途端。ブチギレて装備剥ぎ取ってぶん投げて立ち去る男。
私はスタッフさんに謝って追いかけました。
男の機嫌は治らず。文句たらたら。
家の前で放り出されました。

私は家で考えていたんだけど。
子供じみてるのは彼の方だと思うんです。

帰宅した男は、まだ怒っている。
パチンコも負けたみたいね。本当は朝から並んで行きたかったみたいだから。
あまりに幼稚な喧嘩でブチ切れられてるんで。
ついまともなことを、的を得て男に向かって発言したら。火に油を注いだみたいで、顔を真赤にして物に八つ当たりし始めた。

あっ。コイツ。。あちらの世界の人間だったの忘れてた。。
一瞬頭をよぎったんだけど。全然怖くないから図星を突きまくってやったんです。

4日間険悪ムードが続きましたが。男の金が切れた時に、生活費10万渡したら機嫌直ったんです。二人の生活費ね。足りない分の支払いとか。

それからは、まぁまぁ穏やかに過ごせていたんだけどね。
化けの皮が剥がれたかのように。ダメ男っぷりが激しくなっていったの。

参ったわ。流石に。

セグウェイの時点で別れておけばよかったのよね。

次回は回転寿司事件を書こうと思います。

私。若いときはかなりヤンチャしてたんで。
そちらの方と付き合った経験はあるんです。
その中でも。この男が一番ケチ臭くて、ショボい。
正直反社名乗らなければよかったのに。って思うの。
そしたら、ただの田舎のオジサンだったのに。。名乗るからショボさが増すんだよ。
Cenca心のつぶやき。

しょーもないお話読んでくれてありがとう。

因みにセグウェイは未だに乗れません。。。なんでだろう～(´-﹏-`；)