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名作ドラマ「アンメット」
ついに終わってしまった…
余韻が抜けなくて居ても立っても居られないのでnoteに書き綴ってみることに。
今期「記憶喪失」をテーマにしたドラマが多い中、アンメットは群を抜いて良かった。脳がテーマだと少し重い内容かと思っていたら想像を超えるぐらい深くて温かいドラマだった。
まずキャストが最高。主要キャストのみなさんは過去の人気ドラマでもよく見かけた方ばかりだけど、アンメットの役はもう役とは思えないぐらいで、一人一人が本当に存在するみたいだった。
何気ないやりとりですらずっと見ていたいと思うほど。
カメラのアングルとか音の使い方もすごかった。
ドキュメンタリーのような撮り方だったり、無音に包まれる感じが見ていて引き込まれてしまう。特にミヤビが倒れる瞬間に主題歌までもが遠くに聴こえる感じは鳥肌が立った。
最終回の自宅に帰ってから二人で過ごすシーンは最高だった。
キッチンに立つミヤビを愛おしそうに見てる三瓶先生も、ミヤビの真似して一口が大きくなっちゃう三瓶先生も、寝てしまったミヤビを優しく運ぶ三瓶先生も最高すぎた。大好きになってしまった。
ミヤビが大好きな三瓶先生を私は大好きだ。←
ミヤビが泣きながら寝てる三瓶先生の姿を描くシーンは切なすぎた。
セリフがなくてもこの瞬間を、この想いを、この人を忘れたくないっていうのが痛いほど伝わるシーンだった。
ミヤビの涙の後に三瓶先生が日記を読んで涙するところをもってくるなんて…最終回最高かよ。
二人で食べるはずったヨーグルトを一人で食べる三瓶先生のシーンがこのドラマの主題歌の出だし“冷蔵庫の中には食べ損ねたラブレター”と重なってさらに良かった。
手術シーンはもう息を止めてしまうぐらいドキドキした。
絶対に助けたいっていうみんなの想いが目から伝わってきて、その場にいない院長たちまでも一緒に闘ってるようだった。
過去にミヤビが執刀した時にこの景色を目に焼き付けようとするシーンがあって、最終回は三瓶先生が同じように目に焼き付けてるのがまた良かった。
ほんとこのチーム最高!!!!!!
何がすごいかって最終回にして怒涛の伏線回収がやばかった。
今まで三瓶先生とミヤビの馴れ初めはうっすらとしか明かされていなかったから、回想シーンでよく出てくる二人が座り込んで暗がりで話しているのはどういう状況なんだろうと思っていたけど、まさかあのシーンこそが二人にとって大事な出来事だったとは…三瓶先生がよく食べていたグミも咀嚼の話もミヤビの影響だったなんて。号泣案件でしかない。しかもそこでプロポーズされてたなんて。
なによりラストがほんとに最高。
手術成功からのみんなでいつものたかみでご飯からのいつもと変わらず医者を続けるみたいなありがちな終わり方じゃなく、「分かります」の一言だけでミヤビと三瓶先生には分かる二人の世界で終わったのが特によかった。
描かなくても伝わる世界観を大切にしてるようなこのドラマ今期一番の推しドラマでした。ここ数年でダントツにハマった。何年経ってもこのドラマは忘れないと思う。
強い感情は忘れません。
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