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おさらいモネ-おかえりモネ 第15話

15話
高台から気仙沼の惨状を見る二人

二人とも島にいなかった
すぐ駆けつけたいのに、船が無いと島へ渡れないそして何もできない
そんな共通の思いと体験をした二人だからこそ、橋がかかった時、誰より先にモネが連絡し、喜びを伝え、分かち合ったのは耕治さんだった

そしてこの時の二人の思いを心に受け止めていたからこそ、92話の「橋を渡ってきた」に感動しまくれたんだと思います


避難所に駆けつけた時

そこにいた者といなかった者との
どうしようもない断絶感
これがモネのトラウマとなり、人生が変わっていく
このドラマは、この心の断絶を埋めて
橋をかけて
帰ってきて
この時言われなかった「おかえり」を言われるまでの物語だったとも言えると思います
BGM
「静寂の嵐」

みーちゃんと再会

おばあちゃんは?
一瞬固まるみーちゃん

ほんの一瞬のシーンだけど、その理由がドラマの底辺にずっと流れ続け、みーちゃんの態度・行動に反映されていくことになり、モネに「みーちゃんは悪くない」と言われるまで抱えていく

ばあちゃん体育館にいるよ

りょーちんは雅代さんが他の大人と一緒にいるのを目撃していたのではないかと思う
りょーちんがみーちゃんの痛みを「想像できる」と言えた根拠が、このシーンではないかと思っている
BGM
「海心」

音楽なんて何の役にも立たない

いかに音楽がモネにとって大きなものであったか
を描いてからの全否定
振り子の演出が希望から絶望感に振れた場面
モネの空虚な表情がつらい
音楽を否定された耕治さんの心中も😢
14話と15話のモネと音楽との関わり合いを見ると、最終話でモネがサックスのケースを開けることが、モネにとっていかに思い切りがいることで、重要で大事なことだったのかを、あらためて感じ入ります

BGM
「天と手」

海行かない?

子供の頃から目の前に当たり前に存在していた海
自分たちを育て、また大切なものを奪った
だけど故郷の海は全てを包みこんでくれるんだね
田中浜はあくまで美しい
実際行ってみて心の底から思いました

寺きつかったと思うし、あん時


寺にたくさん運ばれてきて怖かったけど、何かしてあげたいその時の気持ちは、東京での三生劇場できる吐露される
そしてそれらを引き受ける覚悟を決めていく
このドラマには三生のストーリーもしっかりあった

みんなで砂城を作ろう

みんな三生に駆け寄る中、最初はモネは動けない
みーちゃんに促されて駆け寄る
台本にもその件がしっかり書かれている

何故最初行けなかったのか?
あの日の給食室での断絶感が、一緒に入ってよいのか躊躇させたのかなと、おさらいしてみて思いました

第三週はモネが心に抱えるものが明らかにされ、つらい展開が多かったけど
最後に今興味があって惹かれているものと、亀島の自然が頭の中でリンクして
何かできそうな希望が見えたシーンで終わった

そういう時BGMは
「環」

おまけ的な話ですが、みーちゃんの寝相に少し癒されました

【15話劇伴メモ】
①幼馴染みと再会
    ~お姉ちゃん
静寂の嵐

②大丈夫ばあちゃん体育館にいるよ~炊き出し
海心

③音楽なんてなんの役にもたたないよ
天と手

④浜辺で海風を感じる

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