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〜ドラベースが好きだった方へ〜

お家でふと、「昔読んだあの漫画のあのシーンがもう一度読みたい!」
友人と好きな漫画の話で盛り上がっていて、「あのシーン覚えてる?」「え?どんなのだっけ?」
という展開になること、あるかと思います。
今回は私の大好きな「ドラベース 〜ドラえもん超野球(スーパーベースボール)外伝〜」ピックアップするお話は、クロえもんとシロえもんの最初の対決です。

・試合の結末ってどうだったっけ?
・W(ホワイト)ボールを久しぶりに見たい!
・満月大根斬りってどんなのだっけ?
・チビえもんに感動したあのシーンをもう一度見たい!
とお思いの方は、スクロールすればすぐ見られますので、ぜひご活用ください。

本記事の内容は
・あらすじ、話の流れのまとめ です。

便利な世の中、PCかスマホを見ればあの頃の気持ちにいつでも戻れますよね。
特にドラベースはハマっていました。リアルタイムでコロコロコミックの連載を読んでいた私は当時小学生ながらに、かなり熱い展開だったことを覚えています。この頃のコロコロは本当に面白すぎた…!

クロえもん対シロえもんの最初の対決が描かれているのは
てんとう虫コミックス ドラベース 〜ドラえもん超野球外伝〜第3巻16〜22話です。
この1冊に試合の始め〜終わりまで収録されています。

すぐ該当シーンをご自分で読みたい方は例えばこちらのサイトとかいかがでしょうか。体験版も各巻についているようなので、雰囲気だけでも味わえるかもしれません。
https://sokuyomi.jp/product/dorabehsud_001/CO/1/

BOOK OFFでもドラベースは見かけますが、全巻揃って売っている光景はあまり見かけないですね。大体15〜最終巻のどれかは抜けているイメージです。
そして、意外と本屋さんには売られていないこともあります。デパートに入っている大きな本屋さんでは見かけますが、駅や商店街の小さめの店舗だとそもそも置いていないことが往々にしてあります。

こちらからは、漫画をわざわざ見なくても、大まかに話の流れやキャラクターを思い出したい、という方に向けた内容です。
試合の結果も記載、ネタバレを含みますので、知りたくない、という方はご注意ください。

・あらずじ、話の流れのまとめ

登場人物

江戸川ドラーズ
1番センター  :トラえもん
2番ライト   :チビえもん
3番ショート  :スズえもん
4番レフト   :エーモンド
5番サード   :みかちゃん→クロえもん
6番ファースト :ヒョロえもん
7番キャッチャー:パクえもん
8番セカンド  :ピョコえもん
9番ピッチャー :ひろし

荒川ホワイターズ
1番レフト   :鹿浜
2番セカンド  :小松川
3番ピッチャー :シロえもん
4番キャッチャー:平井
5番ファースト :千住
6番サード   :木根川
7番ショート  :四つ木
8番センター  :扇
9番ライト   :堀切

その他
ポコえもん
ドランプ

使用可能ひみつ道具
スモールライト
ラジコンアンテナ
わすれろ草

話の流れ
・先制はドラーズ!
・1打席目 決まるか、満月打ち!
・シロえもんの回想〜wボールができるまで〜
・クロえもんのお返し
・出た!満月大根斬り
・新魔球!WWボール
・チビのプレー
・シロの意地「これぞ超野球」
・最期の打席

見どころ紹介、解説

まず何がこの対決の良さかと言うと、
とにかくめちゃめちゃシロえもんが魅力的なんです!
小学生当時は主人公のクロの目線でしか見ていませんでしたが、
大人になった今、シロの成長、過去に抱えていたもの、それらを思うとふとしたシーンで胸がアツくなります。

前提としまして、
1巻の途中でシロとクロが衝撃の再会をする。
そこにいたのはかつての落ちこぼれの友達ではなく、圧倒的な実力をつけたライバルでした。
160km/hのストレート、キレの良いカーブ、そして魔球Wボール。
「野球をやってるつもりなら、バットを振ることから覚えた方がいいぜ!」
そう、クロはこの時一度もバットを振ることすらできず、立ちつくすだけだったんです。

そして無人島での修行、ビッグドームカップ予選、1、2回戦と勝ち進んできて、
クロえもんとしては、ようやく掴んだシロえもんへの挑戦権、という背景です。
(詳しくはコミックス1巻第6話〜2巻第15話をご覧ください!)

さあ、下記に詳しく話を記載しました。
当時の気持ちを思い出し、大人になって新たな発見を楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです。

(気持ちが入りすぎて、あらすじではなくもはや小説版ドラベースですね笑)


・クロえもんの修行

ポコえもんにWボールを投げてもらう、という修行の途中から第3巻がスタートします。
ここでは成果が出せないまま試合開始時間が過ぎていることに気がつき、
急いでドームに向かうと、スコアボードには1回裏4点の文字。

うわー!もう4点もとられている!!
と思いきや、

先制はドラーズ、エーモンド選手の満塁ホームランです!

…あれ?ドラーズが勝ってる?
そう、クロだけでなく、みんなもシロえもんに勝つために修行をしてきたのです。


・1打席目 決まるか、満月打ち!

そして5番サードみかちゃんに代わり、クロえもんの出番です。
 ※もちろんドラーズの皆はクロは必ず試合に来ると信じてわざとみかちゃんをクロと同じ打順、ポジションに入れていたわけですね。
 (描かれていませんが、1回表はみかちゃんがサードを守ったということですよね。見てみたかった笑)

皆が言うには今日のシロは大したことないらしいが…、

バンッ!!!

ドラーズベンチがシーンとなるほどの剛速球。
…あれ?さっきと違って、球が早いぞ…?


「ああ、4点はダメチームに俺からのプレゼントだよ!」


ガアアン…!
なんとシロはわざと打たれていたんです。

しかし、不調のシロを打っても意味がない、と安心するクロ。
さあ、注目の初打席です。
初球ストレート、二球目カーブ、クロは手が出ません。

そして三球目、Wボール!
対してクロは特訓の成果、満月打ちを見せます!
…が、

スポン!

手が滑ってバットを放り投げてしまいます。
三振。

やはり全く手が出なかったクロ。と周りには見えましたが、シロとクロだけには分かっていました。
そう、バットにかすっていたのです。


・シロえもんの回想〜wボールができるまで〜

2回表、ホワイターズの攻撃は4、5、6番の高打順でしたが
ひろし初披露のフォークボールにより凡退。

シロは勝つためにはやはり自分の力だけでなんとかするしかない、そう味方に言い放ち、ロボット学校時代のことを思い出します。

〜回想〜
何をやっても結果に出ず、馬鹿にされるシロとクロ。クロは平気そうにしているけど、自分は違う。

そうだ!大好きな野球ならみんなに勝てるかもしれない!

シロは人知れずひたすら練習を続けます。
そして、ある体育での試合、9回裏、マウンドにはシロ。
あと一人抑えれば勝てる。
ボロボロになりながらも渾身の力をこめた一球にバッターは力負けし、
セカンドゴロ。

よし!初めて勝った!


…ガッ、あ!


なんとセカンドがエラー。
その間にランナーが帰り、サヨナラ負け。

ボテボテのゴロでした。
手に届きそうだった初めての勝利。
それが今、チームメイトによって遠のいていく。

いま目の前で起きたことが信じられない。信じたくない。目には涙。
シロは立っている力も無く、マウンドで膝からへたり込みました。

勝つために信じられるのは、自分だけだ。
そう信じざるを得なくなったシロは、自分の力を上げ続けるため、
来る日も来る日も壁に向かって投げ続けます。
そしてついに…

…クン、


今までに見た事が無い、縦にジグザグの変化を見せたこの球。


これだ。この球なら誰にも打たれない。

魔球Wボールの誕生です。


・クロえもんのお返し
場面は現在の試合に戻り、二死満塁でシロの打席。

ど真ん中のスローボールをレフトスタンド上段へ叩き込み、
あっさりと同点にします。

しかし、これはクロの思惑通り、
プレゼントのお返しをするためにわざとひろしに甘い球を投げさせたのでした。

3回裏ドラーズの攻撃。3者凡退で終わるかと思いきや、
エーモンドが当てた打球をセカンド小松川がエラー。

見かねたシロえもんが小松川を突き飛ばし、自らキャッチしてファーストに送球しますがセーフ。
過去の自分の試合と同様のセカンドゴロのエラー。トラウマが呼び起こされたのか、シロはかなり動揺したように見えました。

・出た!満月大根斬り

そしてクロの第二打席です。

今度は全球Wボールでねじ伏せようとするシロでしたが…

ギィン!

ファールとはいえ、なんとクロが誰も当てたことのなかった
Wボールを初めてまともに当てました。

くっそおおお!!

本気になるシロ。なんとか粘り、当て続けるクロ。

なんと15球続けてファール。
満月打ちだとこれが精一杯なのか…?

諦めかけるクロ。
それを見てチビえもんが泣き叫ぶ。

あんなにギザギザ(Wボール)投げてずるい!
僕にはまっすぐしか投げてくれなかったのに!

ハッ、!

閃いたクロ。

さあ、こい、シロ!次で決めてやるぜ!!


オ、オレのWボールが打たれるわけがない…。
ダメロボットに打てるかぁーー!!


ダッ、

バッターボックスで高く飛び上がるクロ。

Wボールも正面から見れば、
縦の真っ直ぐの球になる!


満月大根斬りーー!!


カキィ!!


空中でボールめがけて
頭上からバットを体ごと思い切り振り下ろし、会心の一打。

打球はピッチャーの頭上を抜け、
バックスクリーンへ一直線。

Wボールが敗れたーー!!


バシィ!! 


!? !?


と、とったとった!
セカンド小松川、超ファインプレー!!

投げたシロ本人もホームランを覚悟するしかなかった当たり。
小松川がピッチャーマウンドの真後ろまで
飛び上がり、キャッチ。

チームメイトが、シロを助けたのです。


・新魔球!WWボール

このままだと、次の打席でクロに打たれる…。

焦るシロえもんはもっと大きく変化をつけようとしますが、
Wボールが地面に当たってしまい、上手くいかない。

そこで平井や小松川たちチームメイトはシロを説得。            「勝ちたいのはシロだけじゃない、みんな勝ちたいんだ!」

その言葉を聞き、独りよがりのピッチングを辞めて              速球でアウトをとり始めるシロ。

どうやら先ほどの小松川のプレーからシロの心境に大きな変化があったようです。

自分のために、そしてあいつらの為にも勝ちたい…!
でも。今のWボールじゃダメだ…

一人ロッカールームで打開策を見つけようとするシロ。
そこへ現れたのが、ドランプでした。

シロを自分のチームにスカウトするためににアメリカからやってきたという。
断るシロにひとまず引き下がるドランプは去り際、

今度はもっと広い場所で大きなWボールに挑戦したい
と言い残す。

…ハッ、
何かを閃くシロ。

そして6回裏、
クロの第三打席。

迷うシロが出した答えとは…

初球。
見慣れないモーションに入るシロ。

ア、アンダースロー!?

ビシュ!ギュルルルル!

下手から放たれたボールは
ヨコに大きく大きくジグザグの変化をし、キャッチャーミットへ。

バシィ!

Wボールはまだ死んでないぜ!
これがWWボールだ!!


・チビのプレー

追い込まれたシロが編み出した新魔球WWボール。

それは横の大きな変化により満月大根斬りを封じただけでなく、
右打席のクロえもんの通常スイングでは
バットが届かないところからストライクゾーンに食い込んで来るという
恐ろしい球でした。

試合は4対4の同点のまま最終回へ。

気づけばお互いのプレゼント以降両チームとも得点できていません。
シロえもんは勿論のこと、ドラーズのエース、ひろしも奮闘しています。

こんな時こそバックがしっかり守らないとダメだ!

ドラーズ気合い担当、ファーストのヒョロえもんがそう思った矢先、

センター真正面のフライを
なんとライトのチビえもんが横取り。

しようとするも、ボールは弾かれ、ノーアウトランナー1塁。
この大事な局面でホワイターズにチャンスを与えてしまう。

勿論ヒョロは大激怒。

この試合の為にみんな頑張ってきたんだぞ!!

でもチビは悪気があった訳ではなく、遊びで邪魔をしたわけでもありません。
ただただ、クロやひろしみたいに活躍したかっただけなんです。

もっと野球を楽しみたかっただけなんです。

しかし、

グリえもんに早く帰って来て欲しいな、(グリえもんは元々ドラーズのライト。)

というヒョロの言葉に、チビの目からは涙が。
さすがのチビもガックリと元気をなくしてしまいます。

なんとかライトの守備に着いたチビですが、プレイを見る気力も無く
外野で立ったまま俯いています。

ドラーズのムードは悪いまま、ゲームは続行。

2番小松川にも続かれ、
なんと3番シロは自らの判断で送りバント。

クロ!野球は9人でやるもんだろ!

とクロに言い放つシロ。                          チームワークという点において、両チームの立場が逆転してしまったようです。

一死2、3塁で打順は4番の平井へ。
しかし、シロのボールを一人で受け続けた
平井の左手はボロボロ。
バットを握るだけで痛みが走り、力が入りません。

しかし、プライドを捨ててまでチームの為に勝とうとするシロの姿を見た平井は、
痛みを押して渾身の力を込めます。そして一振り、

カッキィィィン!!
会心の一撃はライトポールの上空をめがけ、文句無しの飛距離で飛んでいきます。

これはいったぁぁぁ!
平井のスリーランホームラン!

実況と共にドームは大歓声に包まれます。

…!

その時、ライトで立ち尽くしていた
チビえもんが我に帰ります。

この最終回でのスリーランはドラーズにとって                終わりを意味する一打となるでしょう。

お、終わり!?

マウンドで膝をつくひろし。
終わった、、さすがのクロも呟きます。

…ワアアアアア!


ここでまた一段と大きな歓声が。

クロは何事かと思いライト方向を見る。


ダダダダダダ…


チ、チビ!!


なんと物凄い速さでチビえもんがボールを追っているのです。

…まだ、まだ終わってないもん!!

無駄だ!完全にホームランだ!
と平井の言う通り。誰もがそう思っていた瞬間、

チビはその速さのままフェンスからライトポールを駆け上がり、
ちょうど打球が来るタイミングでポールの先端へ到着。そして


ぼくのドラーズは負けないもん!!


先端からジャストタイミングでボール目掛けてジャンプしたチビは、
空中で打球をキャッチ。

そのまま真っ逆さまに落ちてしまうものの、
ボールは離しませんでした。

真っ先にヒョロが駆けつけ大喜び。
チビは見事、ホームランを自らの力でもぎとり、
ドラーズを救ったのです。


・シロの意地「これぞ超野球」

チビのファインプレーに阻まれスリーランとはいかなかったものの、      タッチアップにより1点を勝ち越したホワイターズ。

最終回の守りに入ろうとした時、


ズキン、


シロえもんの右肩に痛みが走ります。

WWボールで打ち取ろうとしたシロですが、
肩の痛みにより上手く投げられません。

それでもタイミングを外してスローボールで打ち取った、と思った
ヒョロの打球はなんとライトスタンドへ。

5対5の同点に追いつかれてしまいます。

それでもナインを心配させないように、シロは一層気迫を込めて投げ続けます。
対するドラーズも観客の声援に後押しされ、得点を許しません。

そして8回裏、ドラーズを三者三振で抑えた
シロの右肩に、ついに限界が来ました。

激痛に耐えきれず、マウンドで肩を押さえてうずくまるシロ。

なんとかベンチに戻るも、9回表の攻撃はシロからです。
肩の状態は悪化するばかり。
チームメイトに渡されたバットを受け取ろうと右肩を上げただけで       激痛が走ります。

それを見た平井は、

この打席は打つな
と忠告。

さすがのシロも納得し、打席に入ります。

ベースから最も離れたバッターボックスの端、
最も後ろの位置に立つシロ。

アウトコースいっぱいのストレートを見逃します。
平井も、それでいいんだと一安心。

立っているだけでズキンズキン痛みを感じるシロ。
意識もしっかりしない中、
シロは昔のことを思い出していました。

「クロ、昔は俺たち、本当に仲がよかったな…。
お互いダメロボットだったよな…。

大好きな野球だけは一番になってやる!
…そう思ってた。

でも、このままじゃ…
また、あのころのダメロボットに戻っちまう…。」


ザッ、!


「おれは負けない!!」

カキィン!

…バゴォ!
打球はバックスクリーンへ叩き込まれました。
ドームの座席を破壊するほどの威力です。

見たか、クロ…。

これぞ超野球!みごとな一打です!!」

・最期の打席

シロのホームランが重くのし掛かるドラーズベンチ。

落下の衝撃で怪我をしたチビえもんは起き上がれず、寝込んでいます。
意識が朦朧とするしながらも、何か喋っています。

ぼくのバットはどこ、これでWボールを打つんだ…。
ぼくはチビだから、みんなより長いバットをつくらなくちゃ。

どうやらチビは自分でバットを一生懸命手作りしてきたみたいです。

それを聞いた、クロえもん始めドラーズナイン。
チビもこの試合にかけていたんだな…。
より一層気合が入ります。

ズキ、ズキ、
一方、シロえもんの意地の一撃により勝ち越したホワイターズでしたが、
その代償は大きいものでした。

9回裏、4番エーモンドをWWボールで抑えようとしたシロ。         ところがボールは曲がらず、ヒットを打たれます。

そして迎えるクロえもん。

突如マウンドに現れたポコえもんの応急処置により、
一時的にシロは肩の痛みを無くすことができました。

しかし、ポコが忠告します。
WWボールは一球が限度でしょう。

その言葉にシロは出した結論は…

初球、ど真ん中のストレート。
二球目、ど真ん中のストレート。

クロはピクリとも動かず、見逃します。

クロは待ってるんだよ…WWボールを。

さあ来い、WWボール!!

最後の一球。
ザッ、


「打てるものなら打ってみろ!!」

ビシュ!!
ギュルルルル!!

物凄い大きなヨコの変化で向かってくるWWボール。


くっ!!届け!!


対してクロは普通のスイング。


そのスイングじゃバットはボールに届かないぜ!
勝った!!


その瞬間、
ググーーーン!!

!!
バットが伸びたーー!!


そうか!
チビの長いバットだ!!

そう、クロは打席に入る前、
チビの長いバットをスモールライトで小さくしていたのです。
それがこのタイミングで元の長さに戻り、届くはずのなかったスイングが、  WWボールをとらえます。


カッ
キィン!!


…グシャ!


…ワァァァ


パチッ、
あれ?なんの声だろう…。

大きな歓声に、
ベンチで寝ていたチビえもんが目を覚まします。
試合中のはずなのに、ベンチには誰もいません。



サ、サヨナラーー!!
クロえもんサヨナラツーランホームラン!!


長いバットを力いっぱい振り切ったクロの打球は、
ライトポールを直撃していたのです。

クロの元に集まる歓喜のドラーズナイン。

わあい!ぼくも入れてーー!!

大ケガをしていたチビは飛び起き、輪の方へ駆け寄ります。


〜終〜


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