20181007_サブウェイ100回

サブウェイに月100回行った話

こんな記事が話題になっていた。

私も読んでみたが、面白く、心温まる、なんだったら映画になりそうなくらい素敵な話だった。

これを読んでいて自分も昔、似たようなチャレンンジをしたことを思い出した。
もう7〜8年も前のことなので今さらな話ではあるが、せっかくなので今回はその振り返りを書いてみようと思う。

ちなみに注意点として上記の記事と比べると圧倒的に内容が薄く、なんの感動も得られない話であることを先にお伝えしておく。

私がやったチャレンジとは サブウェイに月100回行った である。


なぜ月100回行ったのか

サブウェイとは地下鉄のことではなく、もちろんサンドイッチのファーストフード店のサブウェイ(SUBWAY)である。
自分はこのサブウェイに2012年7月1日 〜 7月31日の1ヶ月間に100回行った。

「月に100回? 毎日3食サブウェイを食べても無理じゃん?」

という疑問を持つ人も当然いると思うが、先に『なぜそんなチャレンジをしたのか』から話す。

まず前提として、私の個人的な
基本外食な食生活
・どうせ食べるならヘルシーな食べ物を
・でも可能な限り美味しいものが食べたい
という理由から、ヘルシーで美味しいサブウェイは大好きで、10年以上前からよく通っていた。

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(東京時代に通いまくったサブウェイ 乃木坂店 @Google ストリートビュー)

そんな大好きなサブウェイだが、一つ心配なことがあった。それは

いまや日本はマウンティング大国である

ということ。
いまや、と書いたがチャレンジをした2012年も、この記事を書いてる2020年も相変わらず毎日いたるところでマウントを取り合ってる(人たちが一部にいる)

もし仮に、私が大好きなサブウェイについて

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みたいな発言をすれば、たちまち

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みたいなレスが返ってくる(可能性がある)

しかし、もし私にサブウェイに月100回行ったという経験があれば…

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みたいな発言(実際に大好きな組み合わせ)に対して、マウントを仕掛けられても

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となる(可能性が0とは言い切れない)

つまり私がこのチャレンジを行なった理由とは

大好きなサブウェイについての発言に対してマウントを取られそうになった時、相手を論破するためのRationale(理論的根拠)として経験しておきたかった。

という、極めてシンプルなものだった。


どうやって月100回行ったのか

と言うことで、月に100回行くことにしたが、前述のとおり

毎日3食サブウェイを食べても月に100回は無理

という問題がある。が、これに対する解決法は簡単で

毎日3回以上サブウェイに行く

だけである。

そのため「1ヶ月の間、口に入れるものはすべてサブウェイまで行って買う」というルールを設け
・喉が渇いたらサブウェイでドリンク(烏龍茶、アイスティーなど)を買う
・甘みが欲しくなったらサブウェイでお菓子(クッキーなど)を買う
・小腹が減ったらもちろんサブウェイでサンドイッチを買う
のように、とにかくサブウェイに行きまくった。

ちなみに普通の会社に勤める私が上記を行えたのは『オフィスから徒歩5分(自宅からはチャリで10分)圏内にサブウェイがあったから』に他ならない。
この記事を読んでマネをする人は絶対にいないと思うが、サブウェイに月100回行くうえで最低限必要な条件は『会社+家の近くにサブウェイがあるか』である。

当然ルールは設けるだけではダメで、守らなければ意味がない。
月100回(=毎日3回以上)サブウェイに行くにあたり、辛かったことは主に2つあった。


辛かったこと① サブウェイに飽きる

具材、パン、野菜の増減、ドレッシングの種類からパンの焼き加減にいたるまで「(ほぼ)無限のカスタマイズができる」と言われるサブウェイだけあって、毎日3食が続いても意外と飽きない。

でも、さすがにちょっと飽きてきたな…と思った時は
・具材(ローストビーフなど)ごとトースト
・ドレッシングの重ねがけ
・ポテトのフレーバーの重ねがけ
などで、さらに味の変化をつけることも出来る(※いずれもオーダーすれば可能)

さらに、それでも飽きて他のものが食べたくなった時は…

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このマウントを取ってくる憎っくき相手(※まだ存在しない)のことを想像し、飽きの感情を怒りに変えることで耐えることができる(かもしれない)


辛かったこと② 店員の視線

チャレンジをしていた時は3店舗くらいを使い分けていたが、それでも1日に3〜4回多い日には5回以上行くので、同じ店員に何度も会う。

冒頭で紹介したビスコの記事ではないが、確実に(おそらくヤバめの)あだ名も付けられていたと思う。

が、人は習慣の生き物。慣れる。

それでも視線が気になる時には…

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こいつ(※まだ存在しない)のことを想像し、羞恥心を怒りに(以下略)


そんな感じでいろいろあったが、サブウェイに月100回行くことは無事に達成できた。

ちなみに日別の詳細や当時のまとめは、自分の過去のブログに残ってるので(死ぬほどヒマな人は)確認して欲しい。

07月01日(日)
http://michi69.blog135.fc2.com/blog-entry-50.html

07月31日(火)
http://michi69.blog135.fc2.com/blog-entry-80.html

まとめ
http://michi69.blog135.fc2.com/blog-entry-82.html


月100回行ってどうなったのか

最後に(上のまとめ記事にも書いているが)サブウェイ に月100回行って、失ったもの得たものを書いておきたい。


失ったもの

まずお金。サブウェイだけで1ヶ月に37,160円使った。

今ならPlayStation4(500GBモデル)にソフトが1本付けれる金額。
ただ、前提として書いたとおり『基本外食』の自分にとっては、あり得ないほど高い食費だったかと言うとそうでもなかった。飲み物やお菓子も含まれてるし。

もう一つ。失って良かったものとして、体重が1ヶ月で約5kg減った。

元々サブウェイがヘルシーなことに加え
・本来食べるはずだった高カロリーな外食を食べなかった
・近いとはいえ、飲み物やお菓子を買うためだけに毎回出歩いた
あたりが要因かなと思っている。


得たもの

本来このチャレンジで得たかったものは『サブウェイについての発言に対してマウントを取られそうになった時、相手を論破するためのRationale(理論的根拠)』だったのだが…

幸いにもチャレンジから7年が経った今現在も、サブウェイでマウントを取られそうになったことは1度もない。

では、得るものが何も無かったか…と言うと、そんなことはなくとても役立つ話のネタを得たと自分では思っている。
自己紹介の時はもちろん、LT(5分プレゼン)の場などでもこのチャレンジの話は毎回ウケた(気がする)
今回もnoteのネタになっているし。

また、当時通っていたオフィス最寄の店舗は今でも常連で、そこの店長さんとはLINEで会話するほど仲良くなっている。


さいごに

この記事を読んでくれた人の中で、もしサブウェイに1度も行ったことがない人がいたら、ぜひ行ってみて欲しい。

そして、月に100回行っても(私は)飽きなかったサンドイッチを、ぜひ味わって欲しい。

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