スキズ京セラへ行った話(2日目)

登場人物紹介

はじめまして!!!!!!!!!!!!!!!!ピリ、スン、イエニの新規ペンです!!!よろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


えみさん

チャンビンペン。ヘアバンド、リストバンド、アイマスク、ぬいぐるみ、ペンラカバー、うちわカバー全てがチャンビンなので、知らない人から「チャンビンの交換探してませんか?」と話しかけられる率500%


餅さん

スンミンペン。この日はえみさん、餅さん、私の3連だった!えみさんとはもう長い付き合いだそう。私はしっかりと話すのはこの日が初めてだったので少し緊張していたのだけど、とにかく話が面白くて餅さんが口を開いているとき私はずっと笑っていた。この日は「私が双眼鏡を忘れると見越した娘が代わりに持って来てくれた」と言ってマックのハッピーセットで貰えるピカチュウの双眼鏡を握りしめていて「只者じゃねえな」と思った。



1日目のレポを書き終えた私はすっかり燃え尽きてしまいました。字数にして約9000字弱。気づけばすっかり日が経ち、あの2日間は夢だったのか、はたまた私の幻想なのかさえ判断が危ういラインです。


この日は朝9時に会場へ向かいました。









謝罪

ここまで書いたところで休日が終わり、労働が始まり、スキズは壁を破り、ついに私は全ての記憶を失ってしまいました。なのでここから先は手元に残っているわずかな写真と、取り急ぎで書き残してあったメモを手掛かりに書き進めていきたいと思います。



朝から会場を目指したのは「CDを買う」という目的があったからです。1日目にクリスマスイーブルの衣装を着ていた2人と合流する予定でしたが、少し時間があったのでSpotify応援幕を書きに行くことにしました。皆さんはご存知でしたか?グッズ販売ブースの隣に設置されていたSpotify応援幕ブース。正直私は今回のライブで1番楽しみにしていることは何か?と聞かれたら、ミロを聞くことかSpotify応援幕を書くことかで5時間は悩めるほどSpotify応援幕を楽しみにしていました。と言っても1日目はミロがなかったのでこの時の私の支えは必然的にこれでした。どうやら朝の9時からSpotify応援幕に本気になるオタクは少なかったようで、そこまで並ばずに済みました。

私「クリスマスイーブルに季節は関係ない。」
えみさん「ソチャンビンのソは育ちがいいのソ」


そういえば、このブースの入口でスタッフに「写真撮りますか?」と聞かれせっかくだから…とフォトスペースへ移動したのですが、全4カットそれぞれ2秒切り替えの速度でシャッターをおろされすっかり魂を抜かれてしまいました。機械が人間を捌こうとしている。

その後は予定通りCD列に並んだのですが、寒すぎて両手足合わせ20本あったはずの指の内わずか2本を残して他全ての感覚を失いました。長蛇の列に並ぶことも含め「オタ活」だと思っていましたが、体がもう全然無理になっていたのが悲しかったです。
そういえばSpotify応援幕後に合流したクリスマスイーブルの2人が、この日はサーカスの衣装で登場したのでその瞬間だけ体が熱く燃え上がりました。ほぼ初対面の私と一緒に並んでくれたというのにこちらは寒さで口数がかなり減ってしまったこと、本当に申し訳なかったです。サーカス衣装の余熱があったからこそ私は残された2本の指で耐え、CDを購入することができたのだと思います。ありがとうございます。
CDを買うともらえる会場限定ランダムトレカはバン・ミノ・ビニ・ピリ・スン・イエニが出たのですが、ミノ・ピリの面を上にして歩くと会場中の人間が白目を剥き涎を垂らし唸り声を上げながら私の手元を覗き込んでくるのですぐに隠しました。きっと10億円宝くじが当たった人はこんな気持ちなんだろうなぁと思うなどしました。

私はどうしてもヒョンジンが欲しかった(ピンクモリだから)のですが、「誰と交換希望ですか?」という質問に対して「ヒョンジンを求めています」という返答をしたのは生まれて初めてだったので言いながら笑いました。


入場。この日は3階席でした。直前でバタバタしてしまい会場には開演の15分前に着いたのですが、ゲートだの塁だの上段だの通路だの列だのがマジで分からず会場内で15分間しっかり迷い開演とほぼ同時に着席しました。私のこういうところをよく知っているえみさん(一足先に入場していた)がものすごく不安そうな顔で出迎えてくれたので、はじめてのおつかいのクライマックスシーンかと思って少し泣きそうになりました。

もう始まるか、というところで「ちょっとこれだけ見てください」と餅さんから例の双眼鏡を渡されたので、半笑いで覗くとマジで洒落にならないくらいよく見えたことは2023年上半期めちゃくちゃ驚いたことトップ3に入るでしょう。



ヒョンジンの髪型に盛り上がってしまった
MANIACでスクリーンに大きく抜かれるヒョンジンの髪がゆるゆるのウェーブになっていて不覚にも盛り上がってしまった。誠に遺憾ながら。

最初のMCでミノくんの殺人Chu!が見られて大歓喜した


バンチャンがクラッパーを褒め(?)た
クラッパーの話はするな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「みんな可愛い〜こうやって、パーン、パーンって…」と、目尻を垂らしながらクラッパーを叩くステイの真似をするバンチャン。おかげでその後会場に響き渡るクラッパーの音はめちゃくちゃ威力を増し、クラッパーを持っていない私の人権は失われた。隣のステイがクラッパーを縦ではなく横に叩くのでいつ目を潰されるかとヒヤヒヤした。

バンチャンの「可愛い」が危うい
これは前から思っていたことだが、バンチャンは会場ごとまとめて「可愛い〜♡」と言う習性がある。「叫べー!」「ウォー!」をやるたびに言うので、そのたびに私は気まずくなっていた。ついにはヒョンジンまでもがそれを言うようになってしまい、極限職業の顔をしてしまった。


チャンビンのDOODLEが聞けた
「I say ヒョンジン、You say かっこいい!」「ヒョンジン!」「かっこいい!」「ヒョンジン!」「かっこいい!」の流れでDOODLEが始まったのでめちゃくちゃ叫んでしまった。右隣のえみさんからは急ブレーキのような音が鳴り響き、ここで私は右耳の鼓膜を失う。3マス戻る

ピリクちゅ!!!!!!!!愛してる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピオナンダチームへ繋ぐ掛け声でピリクちゅが「いきましょ〜!」みたいなことを叫んだんだけど、声が裏返ってしまったようで(全然気にならなかった。なぜならばどんなピリクちゅも素晴らしいから)「ヤバっ!」みたいな動作で口を抑えニコニコしているところを見てしまい、体が真っ二つに割れた。

マンネオントップチャレンジは失敗に終わった
まだ諦めていなかったのかよと言われるかもしれないが、諦めるわけがないだろうがバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

その後はマンネの瞳を閉じてを生で聞き感動して泣くなどした。季節も大地も花も虫も鳥も動物も俺も誰もお前の心を置き去りになんかしないさ。

スンミンちゃんのFirst Loveが聞けた
スンミンちゃんの「みなさんの初恋はいつですか?」という投げ掛けに対して餅さんが「5歳!!!」と叫びえみさんと一緒に「それは聞いてないよ〜」と宥めたのが楽しかった。First Loveはさすがにクラッパーじゃないだろ!!!!!!!!!と憤ったのも束の間、スンミンちゃんの歌声にどっぷり陶酔しきってしまった。First Loveが終わりなんとなく餅さんの方を見るとド黄緑色のピカチュウの双眼鏡をあてがいながら爆泣きしていて世にも奇妙な光景だった…

その時私は上弦の鬼になることを決めた
両ユニットの曲が終わると、メンバーたちが「泥水チームとピオナンダチームだったらどちらが好きか」と問いかけてきた。まったくもってバカチンである。申し訳ないが、バカチンである。こんなことに答えるくらいならば「うんこ味のカレーを食べるかカレー味のうんこを食べるか」について話し合った方がまだマシだ。好きな方に声を上げろと言われたのでどちらにも声を上げていたのだが、僅差で泥水チームの歓声が大きかったようでスンミンちゃんがしゅんとしていた。これは全て私の声帯の力不足だ。この時から私は人の命を奪い声帯だけを掻き集める上弦の鬼になると誓った。スンミン、お前も鬼にならないか?

「143 I LOVE YOU」を「143 大好き」と言わされJYP事務所に付箋を貼りに行った
CASE143後のMCで「143 I LOVE YOUじゃなくて143 大好きでやりたい」と言い出すバンチャンに一人だけ違う意味で叫んでしまった。ジャパニーズバージョンが出たとしても変更されなかった部分をリーダーが直々に変えてしまったのだ!けれど誰も♡ステイメロモード♡に入っているバンチャンを止められるわけもなく、私も下唇を噛みながら「1…4…3…大好き…」と言うしかなかった

バックステージCIRCUS大優勝カーニバルを開催した
前日は一切見えなかったバックステージ周辺の様子がこの日はよく見えたので本当に嬉しかった。特にバックステージで披露されるCIRCUSは至高で、4人と4匹の戯れは「幸福」以外のなにものでもない光景だった。ニャンニャンメリーゴーランドもしっかりと見えた。でもミノくんとバンダナの組み合わせが天才すぎて上手に笑えなかった

最後の挨拶からダブルアンコールで一気に体の水を抜かれ私はミイラとなり永遠の姿を手に入れた
バンチャンの挨拶で泣き、マンネを見て泣き、ピリクちゅを見て泣き、チャンビンを見て泣き、スンミンちゃんを見て泣き、ピリクちゅがずっと泣いていることが心配で泣き止んだ。自分もいっぱいいっぱいなのにメンバーを抱きしめに行くバンチャン、慰めるジソンちゃん、嬉しいときは涙が出ないミノくん、花道を力一杯走り抜けるヒョンジン、サプライズのスローガンを失くし地べたを這いずり回りながら大汗をかくどぷこ。最後に撮った集合写真の3階席でひとりだけスローガンを持たずに気まずい面持ちで腕を組み立っているやつが私です。
そして最後のHaevenを終え退場していくスキズを見守っていると、退場したはずのバンチャンの「物足りなくないですか?」という声が聞こえ、4万人がアンコールを叫び




힘들지 않아 거친 정글 속에
뛰어든 건 나니까 
I'm okay
と歌いながら走って登場するスキズが。

私は周りも見ずに涙を流し、頭を振り乱し、体を揺らし、狂ったように声を上げた。私は全然I'm okayではなかった。ちなみに今でもこの時のことを思い出しながら泣いたりする。ミロとは本当にどうしようもない曲なのだ。どうしようもない曲をどうしようもないタイミングで出されたらもう本当にどうしようもないですからね。






ボロボロの状態でホテルへ帰り、コンビニのレンジで小籠包を爆発させ、お好み焼きとソースを一緒にチンし、ソースまみれで部屋へ戻りそれらを平らげると一気に眠気に襲われました。「仮眠をとりたい」と申し出る私にえみさんが「絶対に起きないから先にシャワーを浴びてきな」と言ってくれたのですが、私はそのありがたい提案に「この前15分間の仮眠に成功してものすごく調子が良いから大丈夫!私を信じてほしい!」と大金を借りて飛ぶ直前の人みたいなことを言って眠りにつき、3時間後に目を覚ましました。「どうして3時間も経っているの!!!」と驚く私にえみさんはひどく落ち着いた声で「だから言ったでしょ、何年の付き合いだと思ってんの」と言いました。

暑苦しい画。




スキズって最高!!!また、タイで。

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