二月二十三日〜二十九日
二月二十三日
長野市へ出かけようと途中まで向かったものの、雪が本降りになってきたので、上田で引き返す。
帰って版画の続きを。ローラーやバレンは無いけれど、あり合わせの道具で刷ってみる。上手くいった!と思っても、ちょっと絵の具が載り過ぎているところがあったり、彫ったはずのところが埋まっていたり。擦るのは指の腹でやっていて、良い具合に刷るのは難しいけれどたのしい。
夕方からヒヤシンスハウスのスケッチを始めて、描き上げてから寝た。
二月二十四日
晴れたので、長野市へ。プロ向けらしいホームセンターに寄って、版木と彫刻刀を買う。
それから、前にアイヌの刺繍を観たギャラリーで、今日は渡辺一枝さんの展示を。ずっと気になりながら読めずにいる『チベットを馬で行く』、やはり読みたい。帰りは初めて通る道で。
二月二十五日
雪が降っていたから、図書館へ行って本だけ返し、家で布仕事。
このところの、どうしようもない気分が少し吹っ切れてきた感じ。
二月二十六日
また東京へ帰ることに。車で帰ろうとしていて、下道で群馬の安中を過ぎたあたりで思い直し、ガソリンを入れて佐久平へ引き返す。ドライブがしたかったのかも。
券売機で切符を買い、改札を抜けたらちょうど新幹線が来たところで、階段を駆け降りて乗り込む。大宮までは1時間弱だから、ボーッとしていたらあっという間に着いてしまう。何やってんだろうと思いつつ、ちょっとスッキリした気分で家に着く。
二月二十七日
ローラーやバレンを借りて版を刷ってみる。筆と指でやるのとは全然違う…絵の具のつけ具合を調整しながら何枚も刷って、だんだん良い感じに刷れてきた。
お昼に買い物に出たら、風がとても強かった。荷物を前に抱えて、風の切れ目を歩く。
無印でフランネルの端切れをゲット。これで継ぎ接ぎしてみよう。
二月二十八日
パソコンを使って、昨日刷った版画をいじってみる。印刷してみると文字はイメージと違う感じになったから、今日のところはマークだけ採用。
午後、吉祥寺でクレヨンハウスと百年を見たあと、頼まれていたトートバッグの試作用に布を調達。やわい屋さんの『民藝雑論』読了。
二月二十九日
午前中にトートバッグの試作。なかなか良い感じにできた。縦型で作ったから、横型と、持ち手の形を変えたものも作ってみよう。
経堂へ行ってから、豪徳寺や若林の緑道経由で三茶へ。手芸店で刺し子糸を調達し、twililightを初訪問。じっくり1時間くらい見て、緑道〜環七経由で帰る。だいぶすっきりしてきたし、本や布で荷物も増えてきたから、そろそろ望月へ帰ろう。
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