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Mリーグの出場回数規定にスパイスを加えたい

こんにちは。今シーズンからMリーグにハマりし者です。どれくらいハマっているかというと、Mリーグがある日は「毎試合観てたら他のことする時間ねぇよ!」とキレて、Mリーグが無い日は「暇すぎだろ…」とキレるくらいです。もはやMリーグにキレし者です。

そんな感じで非常に楽しませていただいているMリーグですが、単刀直入に言うと1つ不満があります。それは「選手の出場回数に関する規定が面白くない」です。

いや、4人チームである以上何らかの規定は必要だと思います。だったら全く同じ試合数出してね、でもいいじゃないですか。それをしないのは、「エースや調子の良い選手に出場回数を多く渡す」みたいな戦略性を持たせたい意図があるからだと思うのです。
でも、最低10試合ってルールだけだと、機械的に最適化するなら期待値が最も高いと考えられる選手以外は10試合ピッタリにする以外無いですよね?ですので各チームの采配はどちらかというと「エンタメ性・チーム性を天秤にかけ、どの程度最適戦略から離れることを許容するか」という尺度になってしまうと思います。それってちょっとズレていませんか。

ということで、出場回数規定を以下のように定めることで、戦略性を高められないか?という提案です。既出だったらすみません。ド新規なので許してください。


出場回数規定案(数値は適当です)

  • 選手の年間出場試合数の下限は、レギュラーシーズン終了時点で10試合、セミファイナル終了時点で20試合、ファイナル終了時点で25試合とする。

  • 上記規定が守られなかった場合、所属チームに対して各シーズン終了時点で不足1試合につき10ポイントのペナルティを課す。


本規定の趣旨は、シーズン毎のポイントの比重が異なる性質を利用して、どのシーズンにどの選手を重点起用するかに戦略性をもたせることにあります。

御存知のとおり、Mリーグはシーズンを跨ぐ度に所持ポイントを1/2にすることとなっています。このため、レギュラーに比べてセミファイナルは実質2倍、ファイナルは4倍のポイントを得る(失う)わけです。

ここで本規定を取り入れると、優勝を目指す場合の最適行動が一変します。すなわち「期待値が低い選手は得点効率の低いレギュラーシーズンで25試合使い切ってしまい、セミファイナル以降にエースを温存する」です。でも、そんなことをしてセミに進出できなかったら話にならないですよね?そこに「今切り札を何回切るか」という戦略性が生まれますし、上位チームには余裕を持って出場回数を消化できるという新たな優位性も生まれると考えています。
最初から均等に出すつもりのチームにとっては全く関係ないルール変更ですが、例えば誰かがタイトル争いをし始めた際に出場機会を融通できたり、シーズン途中で誰かが急に離脱してしまうなどの不測の事態に備えられたりと、戦術的にも一定のメリットが生まれます(離脱時に本当にペナルティを発動すべきかは、運営が個別判断の方が良いと思いますが)。

さて、私は今のところKONAMIとドリブンズを応援しています。寿人選手や園田選手が好きなこと、アイマスPなので身近?な存在の伊達選手が所属していること、神域リーグでチームアトラスを応援していたので等々…応援の理由はまあどうでもいいのですが、やっぱもっと観たいなって思ったわけです。丸山選手の活躍を。通算で振るっていないらしい高宮選手が今年爆発しているのを見ていると特に。

でも、単純に「もっとまるこを出して!」って言っても、ルール的にそういう作りになってないのが分かるから無理だなって思っちゃうんですよね。であれば、「期待値に従って最適行動を取ると、丸山選手の出場機会が増えるようなルール」にするしかねぇな!と思い、このnoteを書くに至りました。
※私はそもそも本当に丸山選手を出すことで期待値が下がるのかを疑ってはいますが、本旨と逸れるので置いておきます。

…とまあそんな事情は抜きにしても結構面白くなると思うのですが、どうですかね?単純に、チームのエンタメ精神に委ねるみたいなルールより、起用方針のそれぞれにちゃんとメリデメが生じている方が、結局影響ゼロで過年度と同じような出場配分になったとしても、見え方が変わるというか。

一方で、プロなのだから自分で実力を示して出場機会を勝ち取るのが筋だろうという考え方も分かります。
これが野球みたいに1チーム何十人も登録選手がいて、日々チーム内練習やオープン戦で競争した上で試合をしているのであれば私も全面的に同意なのですが、Mリーグはそうじゃないし、麻雀はその瞬間の実力を示すための手段が野球に比べて無さ過ぎるように思うので、チームスポーツの論理を持ち込むのは少々乱暴かなという気がしています。
かと言って出場回数を完全固定するのでは面白味に欠けそうということで、何かしら上手く両立できるようなルール設計がされたらいいなぁと、切に願っています。


…………もちろん、今こんなこと言い出しても来年、ね。まだどうなるか色々分かりませんが、はい。

仮に、仮にそうなってしまったとしても、来年も違う誰かに同じことで残念に思うくらいなら、何か書くかってだけです。なんかいきなりお気持ち系noteになっちゃったので次はシンプルに好きな選手とか面白かった対局とかMリーガーのイメージソングをアイマス曲から選ぶとか書きたいなと思いますが、まずはレギュラー最終盤を見守っていこうと思います。楽しいけど切ないね、この時期。切ないけど楽しみます。

“ぶった”こと書いたけど、今のところ結局高宮さんが一番好きかもしれない 結局ね?
ガラリーポーズしたとき顔に影がかからないようにインタビューの照明の角度も改善してほしい




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