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🟦NANDメモリー価格@2022 1Q

2022年第1四半期のNANDフラッシュ製品の価格は8-13%低下

https://www.trendforce.com/presscenter/news/20220124-11101.html

🟦NANDメモリーの価格の下落

TrendForceによると、NANDメモリー製品の価格は2022年第1四半期に8〜13%下落すると予測しています。これは以前の予測の10〜15%と比較して下落幅が縮小しました。スマートフォン、Chromebook、テレビなど家電製品、メモリーカードやUSBドライブなどストレージ製品の需要は低迷し、在庫レベルが着実に上昇しているためNAND価格は下落するとは予測されていました。しかしNANDフラッシュ製品の契約価格の全体的な下落は以前の予想よりも縮小されました。

🟦ロックダウンの影響

NANDの契約価格の下落幅が縮小したのは、2021年12月に発生した中国西安市でのロックダウンが影響しています。NAND供給のリスクを軽減するために、製品をより早く入手しようとしたバイヤーが価格を許容しました。既にNANDユーザーは高レベルの在庫を持っているため、価格が上昇するまでにはなりません。

西安のロックダウンの影響

西安ではサムスン電子のNANDフラッシュ製造の、マイクロンのDRAMのテストとパッケージング製造に影響がありました。工場での生産よりはメモリ製品の配送の遅延にが影響しました。従って製造に目立った影響を与えていないため、今後のNANDフラッシュの価格の動きはロックダウン影響を比較的受けない可能性があります。

🟦まとめ

ロックダウンの影響で2022年第1四半期のNANDフラッシュ価格の下落幅が縮小

NANDの価格の下落傾向は続きます。

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