🟦DRAMメモリー価格下方修正@2022Q3
🟦DRAMメモリー価格予測下方修正2022第3四半期
トレンドフォースによると、2022年第3四半期のDRAM価格がほぼ10%下落と予測を下方修正しました。2022年上半期にDRAM需要が急速に弱まりました。2022年下半期のピークシーズンに向けても需要は不透明なため、安定しているサーバー分野でも価格を引き下げる動きが始まっています。
🟦DRAM業界全体は供給過剰に
DRAMは1z、1α nmプロセスに順調に移行できているため給過剰となりつつあります。PCやサーバーのOEMには現在2か月近くのDRAM在庫があります。そのため緊急での調達需要がないため価格下落圧力が発生しています。またグラフィックDRAMなどの高度プロセスの製品は、コモディティDRAM製品に生産能力を簡単に移行できないです。そのため在庫の調整が困難となっています。
PC DRAM 3〜8%減→ 5〜10%減
PC OEMの在庫水準が高い
サーバーDRAM 0〜5%下落→ 5〜10%減
サーバーOEMの在庫水準が高い
モバイルDRAM 3〜8%下落→ 8〜13%減
スマートフォンの需要は低迷
グラフィックスDRAM 0〜5%下落→ 3〜8%減
暗号通貨市場の低迷により需要弱
民生DRAM 3〜8%下落→ 8〜13%減
中国台湾メーカーの生産能力増強
🟦まとめ
DRAMは半導体業界全体の市場規模を測る指標です。半年後の市況を反映するという半導体株は低迷しています。
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