🟩TSMC補助の法改正が決定
🟩TSMC補助の法改正が閣議決定
政府は半導体生産企業を支援する法改正を閣議決定しました。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に新たな基金を設置し、認定を受けた半導体の生産基盤整備計画に資金補助を行ういます。補助率は50%で数年度をかけて交付します。財源は2021年度補正予算の6170億円を充てます。
TSMCが熊本県に建設する新工場に約4000億円を拠出します。残り約2000億円は米マイクロン・テクノロジーとキオクシアホールディングスなどを候補に工場の新増設費用を一部支援する計画です。キオクシアは四日岩と北上市でNAND型フラッシュメモリー新工場棟を建設しています。マイクロンは旧エルピーダメモリから引き継いだ広島県内のDRAM工場を拡張予定です。
🟩高速通信5G投資促進法を根拠に
高速通信規格5Gの開発企業を対象とする関連法の改正で対応します。特定半導体を重要分野として企業の工場の投資計画を認定し、要件に違反した場合は補助金の返還を求めます。
🟩まとめ
JASM(TSMC日本工場)で生産されるのはイメージセンサーや車載チップで、5G用のチップではないですが特定用途半導体と認められそうです。5G向けのチップを作っていないと、何かあったときに補助金の返還を求める事もできそうです。
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