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🟦インテル モービルアイをIPOへ

インテル傘下のイスラエルのモービルアイをIPO

🟦インテル モービルアイをIPOへ

 半導体大手のインテルは、傘下の車載半導体モービルアイを米ナスダック市場に上場申請しました。インテルは2021年12月にモービルアイを上場させると発表していました。上場によって得られる資金を半導体工場などへの投資するためです。インテルは上場後もモービルアイ支配権を維持する方針です。
 モービルアイは高度な運転支援システムを実現するコンピュータビジョン技術を保有しています。30以上の自動車メーカーに半導体を供給してます。従業員は約3100人で、2021年の売上高は前年比43%増の13.9億ドルでした。

🟦モービルアイを再上場へ

 イスラエルの企業で、もともと上場していいましたがインテルが2017年に約150億ドルで買収した後は非上場化されインテルの自動運転開発部門となっていました。IPOによりモービルアイは再上場されることになります。2014年にモービルアイが一度IPOしたときの企業価値は53億ドルでした。
 インテルは発行株数や価格の見通しは明らかにしていません。2021年には企業価値は500億ドル(7.2兆円)以上と想定していました。2022年は株式市場不安定な相場が続いており、インテルは評価額を-40%の300億ドルに引き下げたといいます。この間インテル自体の時価総額も2000億ドルから1200億ドルと40%低下しています。

🟦まとめ

インテル傘下のイスラエルのモービルアイをIPOへ、評価額は当初の想定から-40%低下

 もし150億ドルで買収した企業が、5年後に300億ドルとなれば大成功といえるでしょう。買収が不得意なインテルにしては上出来ですね。

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