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🟦TSMC会長、2024年に退任へ

世界の半導体市場をリードするTSMCのマーク・リュー会長が2024年の株主総会後に退任を発表し、CC・ウェイ現CEOが次期会長に内定

https://pr.tsmc.com/english/news/3095

🟦TSMC会長マーク・リュー氏、2024年に退任へ

 台湾の半導体大手であるTSMCの現会長、マーク・リューさんが2024年の株主総会後に退任することが発表されました。後任としては、現CEOのCC・ウェイ氏が次期会長に推薦されています。リュー氏の在任中、TSMCは国際的な半導体市場の変化に対応し、世界各地への事業拡大を進めました。

 米アリゾナ、日本熊本、ドイツドレスデンへの投資を含む、このグローバルな拡大はリューさんの指揮のもとで行われました。また、世界的な半導体不足の中で、各国の生産強化を目指した工場の誘致や、米国の半導体輸出規制に対する戦略的な対応も行いました。

🟦リューさん退任、ウェイさんがTSMC新会長へ

 マーク・リューさんは1993年の入社以来、TSMCの成長と国際展開を牽引してきました。彼は今後、半導体業界での豊富な経験を他の分野で活かし、家族との時間をより優先することを望んでいます。CC・ウェイ氏は、現CEOとしての経験と実績を有し、TSMCの将来のリーダーとして適任であると見なされています。

🟦まとめ

世界の半導体市場をリードするTSMCのマーク・リュー会長が2024年の株主総会後に退任を発表し、CC・ウェイ現CEOが次期会長に内定しています。TSMCの新たなリーダーシップが、業界にどのような影響を与えるのか注目されます。

 半導体業界における米中貿易摩擦の中で、TSMCは米国市場の重要性と現在の国際情勢を考慮し、米国寄りの方針を継続する可能性が高いと思われます。

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