🟦ルネサスがインド企業と協業
🟦ルネサスがインド企業と協業
ルネサスエレクトロニクスは、インド大手財閥タタ(Tata)・グループと半導体の設計や開発などで協業すると発表しました。提携するのはタタ傘下の自動車会社タタ・モータース、通信機器会社テジャス・ネットワークスです。またタタ・コンサルタンシー・サービシズとは、両社から100人程度が参加しインド・ベンガルールにシステムソリューション共同開発センターを設立します。ルネサスはすでに2022年3月にはタタ・エレクシーと「次世代EVイノベーションセンタ(NEVIC)」設立を発表しています。今回の取り組みは、ルネサスとタタ・グループの技術・ビジネスパートナーとしての長年にわたる関係性を発展させるものになります。
🟦インドの成長を取り込む
現在ルネサスのインドでの売上高は全社の1%程度です。自動車や通信など幅広い分野で開発に早い段階から携わることで、将来の製品採用などにつなげたいと考えています。インド政府のはインド国内で電子機器を開発するために投資を加速しています。ルネサスはインドが電子機器で急速に成長していくことを見越してインドの企業と協業します。
IoT部門が主導
ルネサスのIoT部門は買収したIDT(Integrated Device Technology)の元CEOサイリッシュ・チッティペディさんが率いています。サイリッシュさんは人脈を活かしてインド企業との提携を進めています。ルネサスとタタとの提携は車載分野からはじめましたが、IoT全般インフラストラクチャとしてタタと協力していくことになります。
🟦まとめ
ルネサスはIoT事業は外資系のような提携戦略を取っています。車載部門も大胆な買収で世界で活躍するルネサスになってほしいですね。
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