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🟦ダイキンが自社半導体開発

ダイキン自社設計の半導体を空調機器に導入

🟦ダイキンが自社半導体を導入

 ダイキン工業は、空調機器に搭載する半導体に自社で仕様を決めたカスタム半導体を導入します。これまでは半導体メーカーの汎用品を使っていました。2025年から一部の製品に自社開発の半導体を採用します。将来的には空調機全体の半数にカスタム品を搭載します。
 自社開発の半導体はデザインハウスやファンドリーを活用します。独自仕様の半導体を持つことで、需要が逼迫した際に調達経路を多様化する狙いもあるようです。

🟦カスタムマイコンを開発

 空調機器の省エネ性能に直結するインバーターを制御するカスタムマイコンを開発します。空調機器むけのASSP(特定用途向け半導体)はこれまで無かったようです。調達価格は汎用マイコンよりも高くはなります。しかし制御の見直しで空調機器全体でコストを削減する方針です。
 マイコン開発費は数10億円規模で段階的に投資を行い、専門人材の採用や育成も進めます。開発規模からいうと45nmぐらいのレガシープロセスのマイコンと想定されます。

🟦まとめ

ダイキン自社設計の半導体を空調機器に導入

 おそらくarmコアを用いたマイコンになるのではないでしょうか?カスタムマイコンだとファンドリーに強い影響力がないと半導体不足のときには弱い立場になりそうです。

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