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🟦日本製半導体装置市場@2023/1

日本製半導体装置の販売、2年ぶり前年割れ

https://www.seaj.or.jp/statistics/index.html

🟦日本製半導体装置市場 2023年1月

 日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2023年1月の日本製半導体装置の販売額は前年同月比2.1%減の2997億円だったと発表しました。半導体製造装置ら2020年12月以来2年1カ月ぶりに、販売高が前年同月を下回りました。

  • 2023年1月販売額 2997億円

    • 前月(2022年12月)比 -2.2%

    • 前年(2022年1月)比 -2.1%

🟦中国の半導体需要が停滞

 世界の半導体製造装置の販売額は、中国、台湾、韓国が合わせて全体の7割程度を占めています。特に中国は近年半導体製造装置への投資が大きく、2022年第3四半期は世界首位となっています。2022年10月に米国が中国向けに先端半導体関連の輸出規制を強化した影響で、中国国内での半導体投資が停滞し日本からの装置輸出も減少しています。

 日本製半導体装置の市場規模は1兆円から2兆円になるのに22年、3兆円になるのに4年、4兆円になるのに1年かかりました。5兆円は1年では達成できそうにありません。

  • 日本製半導体製造装置市場規模

    • 1兆円突破 1995年

    • 2兆円突破 2017年

    • 3兆円突破 2021年

    • 4兆円突破 2022年

🟦まとめ

主に中国の半導体製造装置需要減により、日本製半導体装置の販売がマイナス成長

 半導体市場は長期的には成長市場です。その為製造装置も長期的には成長していく市場でしょうね。

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