🟦2024年1月の半導体市場 2022年5月以来最大

2024年1月の世界半導体売上高は前年同月比15.2％増、2022年5月以来最大の伸び

🟦2024年1月半導体市場、前年同月比15.2％増で2022年5月以来最大！

　米国半導体工業会(SIA)によると、2024年1月の世界半導体市場は、前年同月比15.2％増の476億ドルとなりました。2022年5月以来最大の伸びとなりましたが、1月は閑散期のため前月比では2.1％減となっています。2024年全体では、世界半導体市場は前年比10～15％程度成長すると予想されています。

🟦データセンターやサーバー向け需要が堅調

　2024年1月の半導体市場は、データセンターやサーバー向け半導体、車載半導体などの需要が堅調だったことが要因で、前年同月比で大幅な増加となりました。地域別では、中国が前年同月比26.6％増と最も高い成長率を示しました。

• 地域別売上高(前年同月比)

  • 中国  +26.6％

  • アジア +12.8％

  • 米国  +26.6％

  • 日本 -6.4％

  • 欧州 -2.8％

🟦まとめ

2024年1月の世界半導体売上高は前年同月比15.2％増の476億ドルとなり、22年5月以来最大の伸びとなりました。データセンターやサーバー向け半導体、車載半導体などの需要が堅調だったことが要因です。

　半導体市場が好調だった2021年レベルに戻るのはもうすこし時間がかかりそうです。