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🟦米政府、AMDの中国向けAI半導体販売拒否?

米政府は、AMDが中国向けに性能を落として製造したAI半導体も輸出を認めなかった


🟦米政府、AMDの中国向けAI半導体販売拒否?

 米政府は、AMDが中国向けに性能を落として製造したAI半導体も輸出を認めなかったことが明らかになりました。エヌビディアも同様の規制を受けており、中国企業はAI半導体の調達が困難になっています。

 米政府は、2022年秋から中国向けAI半導体輸出に規制をかけ、2023年10月には規制を強化しました。エヌビディアは中国市場向けに、従来の「A100」や「H100」から性能を落とした「A800」や「H800」を供給していたが、それも禁止されています。

🟦エヌビディアに続き、AI開発競争に影

 米政府は、中国への高性能AI半導体輸出を規制することで、軍事転用を防ぐ狙いがあります。AMDは、データセンター向けの新型GPUアクセラレーター「MI300シリーズ」の性能を下げたAI半導体「MI309」を開発し規制回避を試みましたが、米政府は認めませんでした。

 AMDは、エヌビディアを追い上げようとAI半導体の新製品を投入してきましたが、今回の規制により大きな打撃を受けることになります。

🟦まとめ

米政府は、AMDが中国向けに性能を落として製造したAI半導体も輸出を認めなかったことが明らかになった。エヌビディアに続き、中国企業のAI開発競争に大きな打撃となる。

 今後は、ファーウェイなど中国企業による代替品の開発が加速する可能性があります。

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