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🟦半導体製造装置市場 @2021
2021年世界半導体製造装置販売額、前年比44%増の1026億ドルで過去最高を記録
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🟦半導体製造装置市場 @2021
半導体の国際業界団体SEMIは、2021年の製造装置の世界売上高が2020年比44%増の1026億ドル(約12.9兆円)になったと発表しました。半導体各社は高まる需要に対して供給が追いついていません。そのため生産能力増強や新工場立ち上げ需要により半導体装置の市場は高い成長率となりました。
生産能力の拡大は半導体不足解消にとどまらく、デジタル世界を実現するため新たな需要にも対応するといいます。
🟦中国、韓国、台湾の成長を牽引
地域別でいうと、中国が58%増の296億ドル、韓国、台湾の市場がそれぞれ249億ドル強で続きました。半導体製造でリードする3地域が全体の成長率を引き上げました。
中国は米国の対中制裁で先端投資に必要な装置の調達には制限がかかってます。そのためレガシー技術に関連した投資が活発になっている。
装置分類別だと組み立て・パッケージに使う装置の販売額は87%増と急伸しました。前工程の半導体チップの回路線幅を縮める微細化が難しくなっており、パッケージ基板技術の改善で半導体の性能を高める必要性が強まっているためです。
装置分類別
ウェーハプロセス用装置 +44%
その他前工程装置 +22%
組み立パッケージング装置 +87%
テスト装置 +30%
🟦まとめ
2021年世界半導体製造市場は、中国、韓国、台湾が市場を牽引し過去最高を記録
日本の装置各社も、しっかり供給能力の引き上げに追従してほしいです。
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