🟦NANDフラッシュ市場@2022Q4
🟦NANDフラッシュ市場は供給過剰へ
トレンドフォースによると、2022年第4四半期のNANDフラッシュ市場は供給過剰により価格が15~20%下落します。NANDフラッシュ製品は引き続き低調で在庫が急速に増加していまる。一部のNAND企業は損失を減らすため、生産を削減する可能性があります。
🟦好調だったサーバー向けも減少
テレビ、Chromebook、スマホなどは需要は減少しています。そのためeMMC、UFSは13%~18%価格が低下します。2022年末までの価格上昇は期待できません。好調だったサーバーとハイパースケールデータセンターからのエンタープライズSSDの需要も第四半期に15%~20%減少します。第2四半期にすでに下落が始まったNANDフラッシュウェーハの価格は第 3 四半期にはウェーハの価格が 30 ~ 35% 下落しました。第4四半期は引き続き20%〜25%減と大きな下落となります。
NANDフラシュ価格
クライアントSSD 15〜20%減
エンタープライズSSD 15~20%減
eMMC 13〜18%減
UFS 13〜18%減
NANDフラッシュウェーハ 20%〜25%減
🟦まとめ
NANDの価格は低下するようですが、円安とインフレの影響で消費者が実感できる価格下落はなさそうです。
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