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🟦昭和電工米国で半導体材料製造

半導体用高純度ガス事業アメリカでの現地生産化の検討を本格開始

🟦昭和電工が米国で半導体製造用高純度ガスを製造検討

 昭和電工は韓国SKと半導体製造に使う高純度ガスを米国で生産する検討を始めたと発表しました。高純度ガスは半導体ウエハー上の微細な電子回路形成や半導体装置内の洗浄などで使われます。昭和電工と韓国SKは2017 年に半導体用高純度ガスの製造・販売を行う合弁会社「SK昭和電工」を設立しています。すでに韓国で窒化膜のエッチングガスであるフッ化メチルの生産を行っています。

🟦米国で半導体安定供給のための要望

 米政府は中国とのハイテク覇権争いで半導体メーカーを支援しています。そのため大手半導体メーカーによるアメリカでの投資や設備増強が増え、半導体材料の同国内での需要も拡大しています。高純度ガスはアジアの生産拠点で生産して米国へ運んでいるが、現地生産で半導体メーカーからの安定供給の要望が強まっています。

🟦まとめ

米国での半導体サプライチェーンの安定のため、昭和電工は韓国SKと半導体用高純度ガスの現地生産化の検討を本格開始

 米国の要望で進出するのであれば、米国の補助金をしっかり受け取る「したたか」な戦略をとってほしいですね。

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