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🟦インテル FPGA事業を独立させ「アルテラ」復活

インテルは、プログラマブルソリューショングループを、「アルテラ」として独立


🟦インテル、FPGA事業を独立させ「アルテラ」復活

 インテルは、プログラマブル ソリューション グループを独立させ、アルテラという独立した FPGA 会社を設立しました。アルテラは、従来のセクターに加えて、AI、クラウド、ネットワークなどデータ・センター向けに FPGA ソリューションを提供し続けます。

 インテルは、2015年にアルテラを167億ドルで買収しました。買収理由は、1. データセンター市場への進出、2. 製品ポートフォリオの強化、3. 技術力の向上です。同様にインテルのライバルのAMDも2022年2月にアルテラのライバルのザイリンクスの買収しています。

🟦アルテラのIPO可能性と積極投資

 インテル傘下では、FPGA事業の成長は期待されていたほどではありませんでした。独立することで、アルテラは意思決定の迅速化と市場への集中投資が可能となり、競争力を強化していくことができます。ファブレス企業であるアルテラは、インテル傘下よりも外部ファウンドリの活用がしやすくなり、開発の柔軟性も向上します。

 アルテラは、今後数年間で新規株式公開(IPO)を行う可能性があります。データセンター、通信、および組み込みセグメント全体で550億ドルを超えると見積もられるFPGA市場機会を獲得するために、積極的に投資していく予定です。

🟦まとめ

インテルは、プログラマブルソリューショングループを、FPGA事業を展開する「アルテラ」として独立させた。アルテラは、データセンター向けのFPGA製品開発に注力し、550億ドル規模の市場機会を獲得していく。

 買収巧者とは言い難いインテルは、傘下にあったアルテラで期待されていたほどの企業価値向上を実現できませんでした。

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