🟦DRAMメモリー価格@2022Q3
🟦DRAMメモリー価格は4%減少
トレンドフォースによると、2022年第3四半期のDRAM価格は3〜8%低下となります。ロシアとウクライナの戦争と高インフレにより、PCやスマホ向けDRAMの価格が8%以上下落したことが原因です。
🟦DRAM業界全体の供給過剰
DRAMは1α、1β nmプロセスに移行していき生産能力がたかまっています。そのためDRAM業界全体の供給過剰が続いています。PCやサーバーへDDR5規格のDRAMが新たに採用されていますが、DRAM全体の価格は3〜8%下落します。
PC DRAM 3〜8%下落
PCの需要が低下
サーバーDRAM 0〜5%下落
クライアント向けの需要は高く、在庫レベルも低い。しかしPC DRAMとモバイルDRAMの需要が低迷しているため、生産能力をサーバーDRAMに向けのいる。そのため供給がレベルが高く価格は下落。
モバイルDRAM 3〜8%下落
2022年第2四半期のスマートフォンの需要は低迷しています。生産能力が高まりモバイルDRAM供給は大幅に減少しません。そのため価格は、下落します。
グラフィックスDRAM 0〜5%下落
グラフィックスDRAMの供給は安定しており、第3四半期に価格がわずかに減少します。
民生DRAM 3〜8%下落
テレビの出荷などの民生DRAM関連は、DDR3とDDR4の需要が同時に減少すると予測しています。
🟦まとめ
DRAMは半導体業界全体の市場規模を測る指標です。今年後半から半導体市場は低迷するかもしれません。
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは電子立国 日本を支える子どもたちのためにに使わせていただきます。