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🟦世界のシリコンウェーハ出荷量@2022Q1

世界のシリコンウェーハの出荷は、2022年第1四半期に新記録を更新しました。

https://www.semi.org/en/news-media-press-releases/semi-press-releases/worldwide-silicon-wafer-shipments-edge-higher-to-new-record-in-first-quarter-2022-semi-reports

🟦世界のシリコンウェーハ出荷量@2022Q1

 SEMIは半導体向けシリコンウェーハの出荷量が2022年第1四半期に過去最高値を記録した発表しました。前年の33.4億平方インチから10%増加し36.7億平方インチとなりました。

シリコンウェーハ

 シリコンウェーハは半導体の基本材料で、すべての半導体チップに使われています。形状は高度な技術で作られた薄い円盤状の素材で、様々な径(1~12インチ)で製造されいます。シリコンウェーハは様々な径で製造されるので、総出荷量は(平方インチ)で表現されます。

🟦36.7億(平方インチ)とはどれくらい?

 半導体不足により、シリコンウェーハの供給で依然としてタイトです。そのためシリコンウェーハの2021年の出荷面積、は36.7億(平方インチ) となりました。換算すると総面積は約2.5(平方km)となります。

  • 36.7億(平方インチ) = 約2.5(平方km) 

    • 8インチ ウェーハ 7000万枚

    • 東京ドーム 5個分

 すべての半導体チップに使われるウェーハですが、日本のメーカーが世界市場の半数を占めています。1位 信越化学工業(株)【4063】、2位 (株)SUMCO【3436】がその代表的なメーカーとなります。シリコンウェーハの出荷量が増えると、この日本企業の出荷が増加することになります。

🟦まとめ

世界のシリコンウェーハの出荷は、2022年第1四半期に新記録を更新しました。


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