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バランス感覚のいい人

自分は、「バランス感覚のいい」と表現するを、元々本質を見抜く力が強い人の意味で使う。
何かを言われても「いや、それって〜じゃね」と鋭い指摘をする人のことだ。周りに流されずに、きちんと社会的に考えてまともなことを発信できる。社会と感覚が一致している人のことだ。
自分なんかはこのバランス感覚が先天的にはなかっため、経験から学んで後天的に身につけた。なので誰かが屁理屈などでそれっぽいことを言うと「そうなのかなあ」とすぐに思ってしまう節がある。
得意な分野ではそんなことないが、苦手な分野では誰かの受け売りだったりが増えてしまう。

ちなみにこのnoteでは、できる限り自分で考えたことを書き留めていきたい。

本質を見抜く人は存在する。
人間関係について、社会について、物事について。
例えば友人にあることを言われたことがある。
「文系で学んだことが将来どう役に立つかわからん」
このとき自分達は18歳。自分はその時は文系も理系も仕事への直結は考えず、ただ得意な学問の先につながってるという未来しか見えてなかった。
しかしその彼は、勉強と働くことの道筋がキッチリできていたのだろう。

ちなみに大人になった今考えるのは、確かに文系って意味ないなということ。
文学部の学部長が「人生の帰路に立ったときに役に立つ」と言ってたけど、そんな抽象的なことではきっと役に立たない。まったく物事の本質が見えてないなと感じた。

そのほかにも、仕事の選び方、生き方などちゃんと「まともに考える」ことができるだけで貴重な存在なんだなと思う。
日本は何も考えなくても大人まで成長する。学校に通ってればいいからだ。その後、社会に適当に出てもそれなりに生きていける。
それまで本質を見る必要がないためバランス感覚が悪く、人生の舵取りを大きく間違うことがある。「おまえ、どうしてそうなった!!」みたいな判断をしてしまう人のことだ。

人生という船の舵を取るためにはバランス感覚が必要なのだ。了見が狭いのはだめ。視野を広くもって、対局を見るようにしたい。
一番いいのは意識しなくても、もともと対局を見てるようなバランスのいい人だ。それが無くとも可能な限り意識していきたい。

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