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THE FIRST SLAM DUNK 感想(ネタバレあり)

大好きなスラムダンクが新しい映画を作ったとのことで、前情報を一切入れずにさっそく見てきました。
端的な感想は「悪くない。ただもったいないかもしれない」です。
今回の主人公は宮城リョータ(ここに気付くのに少し時間かかった。一人ひとり掘り下げていくのかと思った)で、映画開始したらすぐに山王戦が始まって、合間合間でリョータの過去を掘り下げていきます。

声優とかカットされた部分とかは正直どうでもいいです。それよりも選手の動きがよくて感動しました。ただ、今回のように1人にスポットライトをあてるなら山王戦じゃなくてもいいんじゃないかなあと思いました。山王戦ってスラムダンクファンにとって特別で、戦う前までの相手への畏怖とか、細かい描写とか入れたら時間足りないんですよね。なのでここで山王戦を使うのはもったいない気が。
でもリョータが目立つ試合ってなると他にないのかな。良くも悪くも彼は赤木と並んで全試合安定して活躍してるんですよね。
そう考えると無理に試合に差し込む形にしなくてもいいし、普通に過去編でもいいんじゃないかなあと思いました。でもせっかくのCGによる臨場感が足りなくなるのかな。うーん難しい

描写で不足してるところとかはこちらの記憶で補いながら見ました。なので、補えるほどの知識が無い人はつらいんじゃないかな。
個人的には一番の泣き所である「ふひーん 湘北にはいってよかった…」があっさりしていたのが少し残念。それでも目頭が熱くなりますし、思い出しても泣きそうになるんですけど。

最後、リョータがアメリカにいっていたのは驚きました。
いつの話だろう?リョータにはキャプテンとして湘北を導いてほしいのですが…。でも、流川もいなくなるのかな。原作でアメリカに行くって言ってたしね。
ただ桜木が流川のプレイを目で追って加速度的に成長するという件があるので、2人は一緒にプレイしていてほしい(という願い)

セカンドテイクがあるのか分かりませんが、できれば小暮君を掘り下げてほしい。彼の場合はずっと努力してきて、いろんなアクの強いメンバーでもチームを支えて、綾南戦で全国を決めるスリーポイントを決めます。このシーンが本当に好きで、今回みたいな劇場版で目立たせられたら多分泣いちゃいます。

てか、山王戦って20点差ついてからは花道のリバウンドで10点差までおいついて、そこから沢北に突き放されて、でも流川がパスを覚えてからリズムを作って追いつくんですね。今更だけどそういう展開だったなあとふと思いました。

感想を調べてみたら、けっこう批判されてるみたいですね。
まあ気持ちは分からないでもないけど、普通に面白いので見てみたらいいと思います。10FEETの曲聞いてたら、もう一回見たくなりました。そんな映画


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